機能性の高い神埼特産の焼き菓子「ひしぼうろ」量産体制の構築
遠・近赤外線の応用技術で石窯焼きを再現する輻射窯(二段式ガスオーブン)を導入し、ひしぼうろの試作を行った。
効果:一度に焼き上がる量 40枚→80枚
平野青果株式会社
成果殺菌水の塩素濃度 15ppm→30ppm
| 事業者名 | 平野青果株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 諫早市 |
| 業種 | 飲食料品卸売業 |
| 従業員数 | 4人 |
| 資本金 | 900万円 |
| 設立 | 2014年 |
昭和46年創業の青果会社で、長崎特産の人参を主に九州で青果用・加工用として販売している。契約農家への土づくりの相談や収穫支援から、洗浄・選果・出荷までを一貫して行っている。競争力を高めて商圏を広げるため、人参の品質向上と遠方出荷の実現が課題となっていた。
抱えていた課題
やったこと
従来の鉄仕様の殺菌水槽をステンレス仕様に変更し、殺菌に使う次亜塩素酸の塩素濃度を従来の15ppmから30ppmに引き上げた。これにより人参に含まれる生菌数が大幅に減り、保存期間を延ばすことができた。小玉抜き機を導入し、これまで目視で手選別していた工程を自動化した。選果後の箱詰め・封印工程には選別Vコンベア、自動箱詰め機、自動封印装置を導入し、工程を自動化した。
殺菌水の塩素濃度を上げたことで人参の生菌数が大幅に減り、保存期間が延びた。小玉抜き機などの導入で手選別の工程が自動化され、工程速度が上がるとともに小玉の混入リスクが減って品質が向上した。出荷工程の効率化により収穫部門を強化でき、就業時間を1時間後倒しにして働きやすさを実現し、雇用にもつながった。その結果、1日あたりの出荷箱数は目標の1450箱を超えるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
創業は昭和46年で長崎特産の人参を扱う事業は読み取れるが、経営戦略上の位置付けや過去の取組との一貫性は具体的に書かれていない。
殺菌の塩素濃度を15ppmから30ppmに上げ、保存期間を延ばして遠方出荷を可能にする、と強みを活かす方向性が具体的に書かれている。
保存期間の延長、出荷工場の効率化、人員配置の見直しという課題が挙げられ、小玉抜き機などで対応したと書かれている。
1日あたりの出荷箱数は目標の1450箱を超えたと実績が書かれ、1800箱まで見込めたという数字もあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
従業員数4名と書かれ、人員配置の改善に触れるが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力の記述は読み取れない。
選ばれる人参を目指す、ニーズを捉えた品質向上を図るといった方針は読めるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは具体的でない。
今後の展望としてオゾンのマイクロバブル導入を視野に入れると書かれているが、スケジュールや課題解決方法は具体的でない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
ステンレス仕様の殺菌槽で塩素濃度を上げる工夫や小玉抜き機の導入は読めるが、同分野での高水準の高付加価値化・高価格化とまでは書かれていない。
SDGsへの取組に触れるが、雇用創出や地域波及効果など国が補助する積極的理由は具体的に書かれていない。
選別・箱詰め工程の自動化で出荷箱数が1450箱を超え、保存期間延長と雇用にもつながったと、効果が数字つきで書かれている。
栽培履歴をQRコードで示す仕組みや選別機能システムはうかがえるが、先端的デジタル技術による地域やサプライチェーンへの貢献は明示されていない。
公開情報では判断できません。
長崎特産の人参を九州で販売し、雇用にもつながったと書かれているが、地域の特性を活かした成長牽引の記述は具体性が薄い。
今後の課題は国内産のシェアを広げるために何をすべきかという点にある。将来的にはオゾンのマイクロバブル導入も視野に入れ、さらなる品質向上を目指している。
遠・近赤外線の応用技術で石窯焼きを再現する輻射窯(二段式ガスオーブン)を導入し、ひしぼうろの試作を行った。
効果:一度に焼き上がる量 40枚→80枚
輻射窯ガスオーブン(EKⅡ-663TS・CKKK)を導入した。
効果:生産能力 1倍→1.5倍
大量荷捌きが可能な新倉庫を開設し、カシデリ専用のECサイトと既存の基幹システムを連携させた。
効果:高齢者施設の利用件数 104件→475件