自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
梅本工業株式会社
成果熟練工が手作業で1つ10分程要していた加工が、機械化により大幅に短縮された。
| 事業者名 | 梅本工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 熊本県 熊本市北区 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 5人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 2016年 |
創業50余年で、リアカー部品の下請けから始まり、各種金属製品の製造加工・販売へ広げてきた。主力製品はナットやプレート、台座などの金属製缶加工で、職人の手作業が多く品質に自信を持っている。小規模工場の融通と地の利を生かした機動力を強みとしているが、安価な海外製品の増加で市場環境は年々厳しくなっている。売上は主要取引先からの受注が大半を占めていた。
抱えていた課題
やったこと
事業承継のタイミングで、精度向上と短納期化を図るため立型マシニングセンタを導入した。主要取引先から要望のあった機械部品の加工にも対応できるようになり、既存の製缶加工にも対応できる設備として選定した。導入後は、熟練工が1つ10分程かけて手作業で行っていた加工を機械化し、高精度で連続生産できるようになった。加工はプログラミングにより再現可能となり、若手への技術継承と新規雇用にもつながっている。
| 加工機 | 立型マシニングセンタ |
|---|
機械化により高精度で連続生産が可能になり、手作業に比べて大幅な時間短縮と作業負荷の軽減を実現した。作業に余力が生まれ生産量が増えたことで、発注量も増え、依頼された仕事を基本的に断らずに受注できる体制ができた。生産量が増えても残業はほぼなく対応できており、作業効率が上がったと感じている。熟練の技が再現可能になったことで若手への技術継承にもつながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の製缶加工の実績と法人化、主力製品の転換が書かれ、過去の取組との連続性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
安価な海外製品の増加や主要取引先への依存を課題とし、小規模工場の融通性・地の利・手作業の品質を強みとして挙げ、外部環境と経営資源を対比している。
主要取引先からの機械部品加工要望に応えられない課題を認識し、立型マシニングセンタ導入で精度向上と短納期化、販路拡大を図る方針が書かれている。
付加価値額や賃上げの目標値は示されておらず、生産量の増加や残業がほぼないといった結果のみが書かれている。
従業員5名の体制と若手への技術継承に触れているが、補助事業の遂行体制や事務処理能力の具体的な記述は薄い。
短納期・品質・急な依頼への対応を強みとして示しているが、顧客ターゲットやニーズの裏付けに関する数値や具体的根拠は少ない。
導入、プログラミングによる再現、若手継承、受注増加という流れは示されるが、スケジュールや課題解決の具体的な方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
製缶加工は安価な海外製品に押されている一方、精度と短納期で差別化する方向がうかがえるが、高付加価値化や高価格化の数値は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
作業時間が10分程度から機械化で大幅に短縮されたとあるが、補助金額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
数値制御による再現性や若手への技術継承が書かれているが、デジタル技術の活用やサプライチェーンへの貢献は明確ではない。
公開されている事例からは読み取れません。
熊本市北区の地の利を活かした対応に触れているが、地域の経済成長や雇用創出への波及は具体的に書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
製缶加工と機械加工の両方に対応できるようになったことを生かし、様々な要望に応えられる体制づくりを続けていく。時代と共に市場も変化するため、アンテナを張って変化に対応し、世の中の流れも仕事も掴んでいく方針である。
現状維持は会社を潰す
公式の事例集より(原文のまま)
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
本事業において、独自技術を活用するための機能・剛性を有した機械を選定し導入した。
効果:リードタイム 40分→10分
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分