新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
有限会社サンワ技研
成果新規取引先2社を獲得
| 事業者名 | 有限会社サンワ技研 |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 鹿児島県 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 11人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 2005年 |
当社は平面研削盤による平面研削加工を中心に成長してきた。県内には円筒研削加工を請け負える企業が少なく、県外に発注している企業が多いという状況があった。
抱えていた課題
やったこと
CNC用汎用円筒研削盤を導入し、当社の技術・ノウハウと合わせて円筒研削加工製品の生産体制を確立した。平面研削で培った技術を生かし、これまで生産できなかった形状の製品を生産する。新たな設備と技術により新規受注を獲得し、売上の創出を目指した。
新しい製品・サービス:円筒研削加工による、これまで生産できなかった形状の製品
円筒研削盤の導入により新規取引先2社を獲得し、売上高が月30万円増加した。平面研削で培った砥石選定の技術や、標準で高精度な加工ができる機械選定が効果につながった。今後は5年後に円筒研削で40百万円(平面研削と合わせて60百万円)増の計画を見込んでいる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
平面研削で培った技術を生かし円筒研削盤を導入すると記載があり、既存事業との連続性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けの詳細は薄い。
県内に円筒研削を請け負える企業が少なく県外発注が多いという外部環境と、平面研削の技術・砥石選定の強みを挙げており、競争優位の根拠が具体的。
県外発注が多いという課題認識と新規受注による売上創出の方針はあるが、具体的な計画数値や高付加価値化の詳細は薄い。
5年後に円筒研削で40百万円増(全体60百万円増)の計画があり、数値目標が示されている。ただし付加価値額や賃上げの目標は明記されていない。
オペレーターが熱心に取り組んだこと、採用・教育に熱心な仕組みがあることが書かれ、体制の一端はうかがえるが事務処理能力の記載は薄い。
円筒研削で超硬合金の加工や1/1,000mmの精度を出せる点、顧客ニーズに応える製品として選ばれる理由が具体的に書かれている。
稼働率30-40%の課題と社内工程管理ツールを今年中に開発する計画が示されるが、スケジュールの詳細は限定的。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
超硬合金の高精度円筒研削を手がけ、困難な仕事に取り組む方針が書かれるが、分野の普及度や高価格化の数値根拠は示されていない。
県内で円筒研削を請け負える企業が少ないという地域事情がうかがえるが、経済波及効果や雇用創出など国が補助する積極的理由は明記されていない。
売上30万円/月増加という成果と5年後の増収計画が示され費用対効果の一端は読めるが、補助金投入額との比較は書かれていない。
クラウドによる社内連携強化の構想がうかがえるが、先端デジタル技術の活用による地域やサプライチェーンへの貢献は具体的に書かれていない。
公開情報では判断できません。
県内で円筒研削を請け負える企業が少ない地域課題に応える点はうかがえるが、雇用創出や地域成長への効果は数値で示されていない。
円筒研削盤の稼働率はまだ30-40%で、平面研削と円筒研削のバランスや二工場間の連携が課題である。今年中に社内工程の管理ツールを開発し、クラウドによる社内連携強化と顧客への情報提供サービスの向上で信頼を高めたい。
今後もプロ町工場を目指し、他の町工場では困難な仕事に取組みたいと思います。
公式の事例集より(原文のまま)
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
自動機の開発により24時間完全無人化を実現し、休日も含めた連続稼働を可能にした。