高精度ドリルマシン導入による生産力・品質強化
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
フジ美建工業株式会社
成果硬化時間 10時間→0.5時間
| 事業者名 | フジ美建工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 北海道 室蘭市 |
| 業種 | 職別工事業(設備工事業を除く) |
| 従業員数 | 37人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1991年 |
1991年創業で、塗装工事と防水工事を主力とする。主な取引先は日本製鋼所M&E、楢崎製作所、日本製鉄関連会社で、室蘭市と伊達市の塗装・防水工事も受注している。社屋に隣接する塗装工場は、通年施工が可能なブラスト室や塗装室を備え、大型鋼構造物や橋梁に対応できる道内有数の設備を持つ。
抱えていた課題
やったこと
従来工法に比べ工期・品質・コスト・環境面で優位な超速硬化ウレタン吹付工法を、道内の業界に先駆けて導入した。システム本体(ポンプ+ヒーター)、ホース、発電機、コンプレッサー、吹付ガンなどをすべて車両に搭載した「オール・イン・ワン」タイプの専用システムを採用した。施工現場内の移動が容易になり、吹付箇所の間近まで接近できるため作業効率が飛躍的に向上した。道路橋やトンネルなどの補修・補強分野での施工サービスの強化・拡大を進める機動力を確保した。
| その他 | 超速硬化ウレタン吹付工法専用システム(オール・イン・ワンタイプ) |
|---|---|
| 加工機 | ポンプ+ヒーター(システム本体) |
| その他 | ホース |
| その他 | 発電機 |
| 加工機 | コンプレッサー |
| 加工機 | 吹付ガン |
新しい製品・サービス:超速硬化ウレタン吹付工法を活用した防水施工サービス
従来は施工後約10~24時間かかっていた硬化時間が、超速硬化ウレタン吹付工法の導入で数十秒での指触乾燥と数分での歩行可能になり、大幅な工期短縮が実現した。防水性はもとより施工性、安全性、環境配慮にも優れた品質を保ちつつ、作業者の習熟度に依存しない均質な施工サービスを実現した。その結果、作業員一人当たりの生産性が向上し、顧客満足度と価格競争力の強化にもつながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の塗装・防水事業と、塗装工場のDX推進や超速硬化ウレタン導入の流れは読み取れるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
硬化10〜24時間が数十秒に短縮、道内有数の塗装工場と12,000㎡のストックヤードを活かし、競合との差別化に成功したと具体的に記載。
手塗工法の硬化時間、勾配部の膜厚不足、臭気、廃材などの課題を列挙し、工法導入で解決する流れが具体的に示されている。
付加価値額や賃上げの目標値は示されておらず、作業員一人当たりの生産性向上と価格競争力強化がうかがえる程度。
従業員37名、若手人材の確保に注力する方針、施工管理までの一貫体制が書かれているが、人材配置の具体策は薄い。
防水性・施工性・安全性・環境配慮の優位性と、手塗工法の課題を整理し、道路橋やトンネル補修の発注先に採用され始めている点を示す。
オール・イン・ワン車両の導入や導入の経緯は書かれているが、中長期の検証やスケジュールは記載されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
超速硬化ウレタンは当時まだ聞き慣れなかった材料で、道内の業界に先駆けて導入し、高水準の品質を実現したと書かれている。
道路橋やトンネルの補修・劣化保護策に関わり、持続可能な社会インフラ整備への貢献と北海道開発局・首都高での採用が示されている。
工期短縮、作業効率の飛躍的向上、廃材削減などの効果は書かれているが、投入額に対する数値的な費用対効果は示されていない。
ロボット導入やDX推進に触れているが、地域やサプライチェーン全体へのイノベーション貢献は具体的に書かれていない。
インフラ補修分野への進出はうかがえるが、日本経済の構造転換に資するという記述は見当たらない。
室蘭・伊達での受注と地域への還元・貢献の方針は書かれているが、雇用創出や地域経済成長への効果は数値で示されていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
顧客に価値を与える企業をめざす
公式の事例集より(原文のまま)
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
東京23区を3ブロックに分け、トラブル発生現場を中心に最も近い組合員へ出動要請できる仕組みを作った。
手作業で行っていた溶接工程に自動溶接ロボットを導入し、高品質な溶接加工の実現を目指した。