3次元CAD 活用による高意匠性建築デザインの設計リードタイム短縮と提案力の向上
3次元CADを用いたBIM環境システムを導入し、ひとつの設計案件に対してチーム全員で同時に作業を進める体制を整えた。
効果:設計人工の削減を目指した。
株式会社 舘建設コンサルタント
| 事業者名 | 株式会社 舘建設コンサルタント |
|---|---|
| 所在地 | 青森県 八戸市 |
| 業種 | 技術サービス業 |
| 従業員数 | 20人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1980年 |
当社は1980年創業の測量・設計・補償・地質調査を主たる事業とする建設コンサルタント業で、業容拡大に取り組んできた。受注割合は地元の地方公共団体に大きく偏っており、公共事業費の増減が直接売上に反映される面がある。自社で空中写真測量に取り組んできたが、地形測量はマンパワーに依存した作業が多く、機材のままでは生産性向上が難しかった。
抱えていた課題
やったこと
マンパワーに依存しない生産性の高い手段として、地上型の3Dレーザースキャナー(トプコン製GLS-2000)を導入した。高密度3D点群データ計測により、数ミリ単位で3次元計測できる。複数の地点から観測したデータをつなぎ合わせて3D点群データを作成し、ドローンによる写真測量データと合わせて1つのデータとした。点群データはCADデータに変換して断面図や横断図を画面上にすぐ表示でき、橋梁点検・補修では図面が残っていない古い橋の形状を3Dで把握できるようにした。すべての点がXYZの座標値を持つため、2点間の距離などを自由に計測でき、トンネルも縦に切った立体的な形で確認できた。
| 検査測定 | 3Dレーザースキャナー(トプコン製GLS-2000) |
|---|
複数地点のデータをつなぎ合わせることで3D点群データが容易に作成でき、建設会社(i-Construction対応)、教育委員会(歴史的建造物や文化遺産等の3Dデータ保存)、その他民間企業などでの活用が十分可能と分かった。従来は人力で一点ずつ測っていた計測が自動で出力されるようになり、断面図や横断図もすぐ表示できるため、省力化と生産性向上につながった。今後はリーフレットを持参した既存顧客への営業強化、ホームページやSNSでの発信により受注機会の増加を図る。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去に自社でドローンを先行購入し写真測量に取り組んできた経緯が書かれ、今回の3Dレーザースキャナー導入はその延長として位置付けられている。
受注が地元自治体に偏り公共事業費に左右されると述べ、マンパワー依存の作業を課題とするが、市場動向の具体的数値は示されていない。
マンパワー依存と樹木によるUAV測量の限界を課題と明示し、3Dレーザースキャナーの導入で数ミリ単位の計測と横断図の自動作成を実現するとしている。
省力化・生産性向上とは述べられているが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
専務が自社で先行投資を行い測量に取り組んできたこと、技術部門の一人一人が営業意識を持つとの記述がある。人員数や事務体制の具体性は薄い。
建設会社のi-Construction対応、教育委員会の文化財データ保存などターゲットと用途が具体的に挙げられている。
リーフレット持参の営業、ホームページやSNSでの発信、既存顧客の深耕と新規開拓という方策が示されているが、スケジュールは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
地上型3Dレーザースキャナーとドローン写真測量の組み合わせという説明はあるが、普及度や高付加価値化の水準は明示されていない。
橋梁やトンネルの点検・補修、文化遺産の3Dデータ保存など社会的な用途が挙げられているが、雇用や波及効果の数字はない。
人力で一点一点測っていた作業が自動で出るようになったと述べるが、投資額や付加価値増加の数値は示されていない。
3Dレーザースキャナーとドローン写真データを統合し、CAD変換で立体データ化する先端的な活用が書かれている。地域やサプライチェーンへの貢献は限定的である。
公開されている事例からは読み取れません。
八戸市の地元自治体が主な受注先であり、地域の測量需要に根ざした事業であることがうかがえる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
寺院、歴史的建造物、埋蔵文化財などを3次元の立体データで測定して保存しておけば、将来にわたり高精度で形状を保存できるため、利用範囲は今後さらに広がると見込んでいる。技術部門の一人一人が営業の意識を持ち、既存顧客への理解浸透と新規顧客の掘り起こしにより、顧客拡大を目指す。
3次元CADを用いたBIM環境システムを導入し、ひとつの設計案件に対してチーム全員で同時に作業を進める体制を整えた。
効果:設計人工の削減を目指した。
崩壊地や急斜面の測量で人が直接現地に立ち入らずに計測できるよう、マルチコプター(UAV)とTLSを導入した。
燃焼室まわりに低熱伝導素材を採用して準断熱化を行い、熱損失を低減した。
効果:発電効率 26%→30%