3Dレーザースキャナ導入による測量業の生産性の向上と短納期化の実現
従来の測量業務の作業効率や安全性などを改善するため、3Dレーザースキャナーを導入した。
効果:測量時間(一箇所あたり) 120分→15分
株式会社富士設計
成果計測日数 10日→1.5日
| 事業者名 | 株式会社富士設計 |
|---|---|
| 所在地 | 山口県 下関市 |
| 業種 | 技術サービス業(他に分類されないもの) |
| 従業員数 | 12人 |
| 資本金 | 800万円 |
| 設立 | 2013年 |
2004年に発効されたバラスト水管理条約により、日本だけで約6万隻の船舶にバラスト水処理装置を搭載することが義務化された。改修は遅々として進まず、現在も早期の改修が求められている。会社は2013年に個人事業として始まり、船舶設計業務を通じて各所造船所の信頼を得て、船舶の配管設計まで行える体制を構築した。近年はレトロフィット業務を中心に、電気・配管設計の3次元化を行っている。
抱えていた課題
やったこと
3Dレーザースキャナ「FARO FocusS70」を導入し、既存船の現状を短時間・少人数で計測できるようにした。計測データ合成ソフト「FARO SCENE」で、計測した複数のスキャンデータを合成して1つの点群データを作成した。3Dモデル化ソフト「ClassNK-PEERLESS」で点群データから既存船の現状モデルを作成し、改修設計に使用した。3D-CADソフト「Plant 3D」で、バラスト水装置工事に不可欠な設計図を製作した。
| 検査測定 | FARO FocusS70 |
|---|---|
| ソフト | FARO SCENE |
| ソフト | ClassNK-PEERLESS |
| ソフト | Plant 3D |
3Dレーザースキャナの導入で計測が1日〜2日で完了し、船の停泊期間を大幅に短縮できるようになった。これにより船舶の稼働を下げず、当社の大きな強みとなった。3Dデータで既存配管の必要箇所のみをモデル化することで、構造設計のモデル化も3〜4日程度で行えるようになった。計測から設計前段階までの工数を3〜5日短縮でき、計測値の誤差が非常に少なく手直しの時間も大幅に減った。短期間で技術者を育てられる環境が整い、今後の業務拡大に大きなメリットとなる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業後に船舶設計業務を経て配管設計まで行える体制を構築したと書かれ、過去の取組との一貫性がうかがえる。経営戦略上の位置づけは明示されていない。
造船所からの信頼や熟練技術者不足への言及はあるが、市場動向と自社強みを比較した記述は薄い。計測時間短縮が大きな強みとされている。
計測に10日前後かかっていた課題を1〜2日に短縮し、計測から設計前段階の工数を3〜5日短縮したと具体的に書かれている。
工数短縮の数値はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
代表者が船舶設計に従事した経歴や、技術者を育てられる環境が整ったとの記述はあるが、人員体制の詳細は薄い。
計測時間の短縮と誤差の少なさ、手直し時間の削減など、導入効果が具体的な数値で示されている。顧客ターゲットの明示は薄い。
今後数年のバラスト水処理改修工事を見据えた展望は書かれているが、導入スケジュールや課題解決の方法は詳しくない。
公開されている事例からは読み取れません。
既存船の改修設計に3Dスキャナと3D-CADを組み合わせる点は特徴的だが、普及度や高価格化の記述は薄い。
約6万隻の既存船へのバラスト水処理装置搭載が義務化され、改修が遅れている社会課題への対応が具体的に書かれている。
計測期間を10日前後から1〜2日に短縮し、停泊期間の大幅短縮を実現したと数字で示されている。投入額との比較はない。
3Dレーザースキャナと3D-CADの活用により、既存船の改修設計を効率化した点が具体的に書かれている。
造船界への貢献やレトロフィット業務への言及はあるが、構造転換との関係は示されていない。
下関市彦島の所在は分かるが、地域の特性を活かした付加価値や雇用創出の記述はない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
数年は続くバラスト水処理改修工事で修得した技術をベースに、新造船及びレトロフィット業務で技術・品質を高め、顧客の信頼を得て社会貢献していきたいと考えている。
従来の測量業務の作業効率や安全性などを改善するため、3Dレーザースキャナーを導入した。
効果:測量時間(一箇所あたり) 120分→15分
3次元CADを用いたBIM環境システムを導入し、ひとつの設計案件に対してチーム全員で同時に作業を進める体制を整えた。
効果:設計人工の削減を目指した。
最新の蛍光X線分析装置を導入した。
効果:計測時間 1倍→0.083倍