南部鉄器の表面処理プロセスの強化による納期短縮化
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
国際化工株式会社
成果稼働日数が年間約60日短縮された
| 事業者名 | 国際化工株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 奈良県 御所市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | プラスチック成形加工 |
| 従業員数 | 180人 |
| 資本金 | 4,000万円 |
| 設立 | 1956年 |
メラミン樹脂製品は傷付きにくく割れにくく、適度な重量感と耐熱性を持つため、産業給食、外食チェーン、病院・高齢者施設給食、学校給食など集団給食用の食器として幅広く使用されている。熱硬化性樹脂は圧縮成形法で成形されるため、金型の合せ面からはみ出した部分(バリ)を成形後に仕上げる必要がある。特に形状が複雑なメラミン樹脂製ハンドル付きカップは仕上難度が高い。
抱えていた課題
やったこと
複数の工程に対応できる自動仕上機を導入し、これまで別々の機械と作業員が担当していたボール盤バリ取り工程、バリ取り工程、バフ仕上げ工程を一つの機械で処理するようにした。これにより熟練技能工の作業に頼らず仕上工程が標準化された。導入した設備は可塑性樹脂加工向けの機械であり、硬度の高いメラミン樹脂製品の加工では刃や治具の耐久性が想定より低く、消耗品・部品のコストが想定の20倍程度に膨らんだ。治具は多種類で試行錯誤を繰り返した結果、約4倍の耐久性のある治具を発見し選別に成功した。刃は耐久性改善が困難だったため、20分の1程度のコストのものを選定し、ディスポーザブル的な使用を可能にした。
| 加工機 | 自動仕上機 |
|---|
複数工程を一つの機械で処理するため稼働日数が年間約60日短縮され、人件費削減と短納期化が実現した。顧客が希望する納期を達成でき、受注ロスの減少にもつながった。対象のC16柄付カップとC17ユニマグカップは売上と収益性が改善する見込みで、年間売上は5,800万円から6,500万円へ、利益額は3年目で260万円、5年目で360万円の増加が見込まれる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
社名や自社の製品群は書かれるが、過去の取組との一貫性や経営戦略上の位置付けは事例中に明示されていない。
メラミン樹脂の割れにくさや重量感といった製品の特徴は書かれるが、市場動向や競争優位との関係は記載がない。
手仕上の熟練工不足や仕上時間の長さという課題を示し、自動仕上機導入で稼働日数年間約60日短縮と売上5,800万円から6,500万円への増加見込みを記載。
売上を年間5,800万円から6,500万円へ、利益を3年目260万円増・5年目360万円増と数字で目標を示している。
自社の概要や従業員数180名は書かれるが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制の具体的記述はほぼない。
短納期化による受注ロス減と対象商品の売上拡大は書かれるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは具体性が薄い。
課題として刃・治具の耐久性とコスト超過を挙げ、治具の選別で約4倍の耐久性、刃のディスポーザブル化で2分の1ではなく20分の1程度のコストという解決策を記載。
公開されている事例からは読み取れません。
メラミン樹脂製品が集団給食用として幅広く使われると書かれるが、高付加価値化や高価格化の具体的な水準は記載されていない。
集団給食や学校給食で使われるという用途は書かれるが、国が補助する理由や波及効果の記述はない。
売上増の見込みと利益額の増加(3年目260万円、5年目360万円)が数字で示され、費用対効果の見通しがある。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
奈良県御所市に本社があることは書かれるが、地域の特性を活かした雇用創出や経済成長への言及はない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
対象商品の売上は4年目に6,300万円、5年目に6,500万円を達成する計画で、利益は3年目に260万円、5年目に360万円増加を目標とする。
当社は、器を通じた“快適食空間”創造のため、お客さまの声に耳を傾け、確かな技術を磨き、厳しい目で品質を高め、より安全で安心な製品とサービスの提供に努めてまいりました。これからも私たちは、すべての力を結集し、スピーディに社会のニーズに応えていきたいと思います。
公式の事例集より(原文のまま)
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
加熱された商品を凍結冷凍庫に入れ、約30分で凍結を開始し、90分で商品の中心温度を−5℃以下まで下げ、その後−18℃まで急速凍結するクック…
効果:賞味期限を1年間の長期間に設定できる
高レスポンス大型(NC)操作フライス盤を導入し、段取りレスで大型かつ多様な切削加工ができるようにした。
効果:段取り時間 2時間→0.5時間