切削加工技術の向上による、デザイン性の高い遊具の開発事業~家族の絆アミューズメントパークの提案
既存遊具のフェンスパネル部に、アニマルキャラクターと弘前の桜・りんごを組み合わせた計6種類のデザインを施した。
効果:同工程のコストは5分の1となった
クツワ工業株式会社
| 事業者名 | クツワ工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 奈良県 生駒市 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 金型 |
| 従業員数 | 32人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1973年 |
ランドセル(人工皮革)のカラー展開が進み、同じ素材を使う無地のマグネット式筆入もカラー化して増産となった。その後ランドセルは刺繍やラインストーンを使った高級志向へ変化し、安価なプリントによる平坦なデザインより入学時に思い出に残る商品が求められるようになった。当社はキャラクターに頼らない方針のもと、この流れに沿う新しい模様付けの技法の開発に取り組んだ。
抱えていた課題
やったこと
遊休機械と手持ちの樹脂型でテストを重ね、型職人に相談して助言を受け、治具と加工条件を見つけた。試作の中で1工程でラミネートとぷっくり膨らませる加工が見つかり、さまざまな素材で試した。加工法が見つかった後は安価な型の作製法が課題となり、試作中に適正な素材を見つけて素材メーカーの協力を得て特許を取得した。この独自エンボス技術を用いた「ラメぷっくり筆入」を開発した。
| 加工機 | 高周波ウェルダー |
|---|
新しい製品・サービス:ラメぷっくり筆入(独自のぷっくりエンボス加工を用いた筆入)
当初数千本の受注でスタートした「ラメぷっくり筆入」はすぐにリピート受注が決まり、翌年には大手量販店のOEMに採用されてヒット商品になった。他社から類似商品が出ても独自の製造方法と優れたデザイン力により市場シェアを独占した。3年間で筆入全体の受注数は1.67倍になった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
従来のエンボス加工を進化させた独自技術で、マグネット式筆入の一貫生産という既存事業との連続性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。
ランドセルの高級志向という市場動向と、キャラクターに頼らない方針、社内技術による高付加価値化が示され、競争優位の根拠が具体的に読み取れる。
外注率上昇による納期・品質・コストの課題を認識し、社内技術で高付加価値化する方針が示されているが、財務効果の数値までは書かれていない。
高付加価値化の目標は示されるが、具体的な数値目標や賃上げ目標は書かれておらず、実現可能性を判断しにくい。
型職人の協力や要員配置の計画はあるが、人材確保や事務処理体制の詳細は薄い。
ハートやリボン柄をぷっくり膨らませる製品価値と、大手量販店のOEM採用、受注数1.67倍という裏付けが具体的に示されている。
2018年新入学用に向けた型製作要員配置、量産実現、デザイン体制整備の時系列スケジュールが明示され、課題解決の方法も示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
何処にもないぷっくり膨らむエンボスとして独自特許を取得し、類似品が出る中でも市場シェアを独占したと書かれている。
国内唯一の学童用筆入一貫生産工場という点はうかがえるが、雇用創出や波及効果の記述は薄い。
3年間で受注数1.67倍という成果は示されるが、補助金額に対する付加価値増加の数値は書かれていない。
独自の加工技術と特許による新しい製造方法は示されるが、デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献は具体的ではない。
公開されている事例からは読み取れません。
奈良県生駒市に所在し、ふるさと納税返礼品に採用された点はうかがえるが、地域の経済成長への牽引は具体的に書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
2018年の新入学用に向けて高精細エンボス加工の型製作を安定的に行える要員を配置し、量産を実現して一部のデザイン開発体制を整える。2017年度はOEMで文具以外の業界へのエンボス生地販売を増やす。今後は大人向け商品(財布、ポーチ、ペンケース等)の展開や、生地メーカー・生地商社を通じたレザー生地の後加工業(エンボス加工業)への参入も計画している。
既存遊具のフェンスパネル部に、アニマルキャラクターと弘前の桜・りんごを組み合わせた計6種類のデザインを施した。
効果:同工程のコストは5分の1となった
熱風装置付加キュポラを導入し、熱交換器で常温の風を高温の熱風に変えてキュポラ内に送り、熱効率を上げた。
効果:出湯温度 1,480℃→1,499℃
若月教授が発明したリチウムタンタレート単結晶を使ったすべり波振動子による振動粘度計を商品化した上で、新しいプローブ式電圧振動子を開発した。