ものづくり補助金平成29年度製造業神奈川県

未来都市型サイクル・シェア・ステーション周辺装置の試作開発

有限会社武蔵工業

この事例のポイント

  • 板金の洗浄工程がボトルネックになっていた。
  • 板金用の自動洗浄機を導入し、手作業だった板金の洗浄工程を機械化した。
  • 数値では示されていないが、手作業だった板金の洗浄工程を自動化してボトルネックを解消し、生産性と洗浄品質の向上を図ったことが示されている。

事業者のプロフィール

事業者名有限会社武蔵工業
所在地神奈川県 横浜市港北区
業種金属製品製造業
技術分野材料製造プロセス
従業員数21人
資本金300万円
設立1982年

事業の背景

有限会社武蔵工業は精密板金加工を主力とし、40年近い歴史を持つ。顧客は大手メーカーから官公庁まで幅広く、業種を問わず月に数十社と取引している。ステンレスやアルミは塗装せず金属表面のまま使う製品が増えていた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力板金の洗浄工程がボトルネックになっていた。
  • 品質・精度金属表面の油汚れの洗浄は手作業で行っており、効率と品質に限界があった。
  • 人手・技能洗浄を手作業に頼っていたため、人手がかかっていた。
  • その他食品加工業界を始めとして製品の衛生面への要望が高まっていた。

やったこと

板金用の自動洗浄機を導入し、手作業だった板金の洗浄工程を機械化した。これによりボトルネックであった洗浄工程を解消した。

その他板金用自動洗浄機

事業の効果

数値では示されていないが、手作業だった板金の洗浄工程を自動化してボトルネックを解消し、生産性と洗浄品質の向上を図ったことが示されている。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.4 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性67%
  • これまでの取組との一貫性3

    精密板金加工を40年近く手がけ、設計から塗装・組付けまで一貫対応する点は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは記載が少ない。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    ステンレスやアルミを表面のまま使う製品が増え、食品業界からの衛生要望が高まったとあり、外部環境は読めるが強み・弱みの整理は薄い。

  • 課題の認識と解決4

    手作業の油汚れ洗浄がボトルネックだったと課題を具体的に示し、板金用洗浄機の導入で解消したとあり、課題認識と対策が対応している。

事業の実現可能性48%
  • 付加価値・賃上げの目標2

    付加価値額の増加率や賃上げを示す目標値は記載がなく、生産性向上にとどまる。

  • 事業を進める体制3

    従業員21人規模で、熟練の溶接技術や組付けの体制を持つとあるが、補助事業遂行体制の具体的記述は薄い。

  • 顧客とニーズの裏付け4

    衛生面を重視する食品加工業界などの要望と、塗装不要製品の増加というニーズの裏付けが示されている。

  • 事業化までの道筋2

    導入した洗浄機による工程改善は示されるが、遂行方法やスケジュール、中長期の検証は記載がない。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性60%
  • 新しさ・高付加価値3

    洗浄工程の自動化により品質と効率を高める取組だが、高付加価値化・高価格化を示す数字や事実は乏しい。

公的補助の必要性33%
  • 波及効果・雇用1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 費用対効果2

    補助金額や投資対効果の数字は示されておらず、費用対効果はわずかにうかがえるのみ。

  • イノベーションへの貢献2

    自動洗浄機の導入による工場の自動化は見えるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は明確でない。

政策面30%
  • 成長分野への進出1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 地域経済への波及2

    横浜市港北区に立地する点はうかがえるが、地域の特性を活かした付加価値創出や雇用拡大は記載がない。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成29年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。