塑性加工用材料切断機から省エネルギー洗浄装置への一貫ラインの試作開発
切断後の材料を連続して洗浄できるよう、高機能切断機と試作洗浄機を導入し、王崎工場に配備して実験を行った。
効果:洗浄良品率 60%→80%
有限会社伊藤製作所
成果加工可能な部品の高さ 30cm→60cm
| 事業者名 | 有限会社伊藤製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 福井県 鯖江市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,精密加工 |
| 従業員数 | 2人 |
| 資本金 | 700万円 |
| 設立 | 1988年 |
1988年の創業以来、大手建設機械メーカー、大手土木専門工事会社、建機リース会社と直接契約し、建設機械のバケットなど各種アタッチメントの製造・改造・補修を手がけてきた。ダム工事などに使われる特殊な大型建機のオーバーホールを受け入れているのは県内でも数が少ない。建機の稼働部品は損耗が激しく一定期間ごとにオーバーホールが必要で、その間は建機が使えなくなるため工事全体への影響も大きい。建設業界では建機需要が拡大している。
抱えていた課題
やったこと
最新のNCフライス盤を導入し、これまで外注していた建機部品の機械加工を社内で行えるようにした。導入にあたり設備をハイコラム仕様に改良し、通常30cmだった高さを60cmまで拡大して対応できる部品加工の幅を広げた。主軸頭は16段ギヤ変則で、接近性と操作性を重視したオープンタイプとし、加工ガイダンス機能を付けて操作が容易になるようにした。溶接から板金までを自社で一貫して行える体制を整え、顧客ニーズに応じた試作品の開発も可能にした。
社内で機械加工できるようになったことで外注への依存がなくなり、工程の生産効率が向上した。操作性の高い最新設備により、オーバーホール工程全体の効率も上がった。溶接から板金までの一貫体制によって試作品開発にも対応できるようになり、新規案件の獲得につながっている。建機需要の拡大とも相まって、今後の受注拡大が見込まれる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
既存の建機アタッチメント事業と大型建機オーバーホールの受注実績があり、社内加工化は過去の取組との連続性がうかがえる。
建設需要拡大と建機の生産台数増加が背景として示され、県内で大型建機オーバーホールを受け入れる数が少ないことが強みとして書かれている。
平均7日の工期と外注先による遅延が課題として明示され、ハイコラム化で高さ30cmから60cmへ拡大し社内加工で短納期化する具体策が示されている。
工期短縮やコスト削減が求められたと書かれるが、目標値や実現見込みの数値は示されていない。
従業員2名の小規模体制で、オペレーターの確保と社内教育に注力すると書かれているが、体制の具体策は薄い。
顧客は大手建設機械メーカーや建機リース会社と書かれ、試作品開発による顧客ニーズへの対応も示されているが、ターゲットの整理は薄い。
導入から生産効率向上までの流れは示されるが、遂行スケジュールや課題解決の方法の詳細は書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
大型建機アタッチメントの高度な加工を社内で行う点は示されるが、同分野での高水準の高付加価値化を示す記述は少ない。
建設機械の停止が工事全体に影響すると書かれ、建設業界の需要拡大への貢献がうかがえるが、国の補助が必要な理由は示されていない。
オーバーホールのコスト削減と工期短縮が顧客から求められていたと書かれ、効果は定性的に示されている。
公開情報では判断できません。
建設需要の拡大に言及するが、日本経済の構造転換に資する分野への進出は示されていない。
地域の建設業者や県内の工事に対応する点が書かれ、まちづくりへの貢献が述べられているが、雇用や地域成長の数字は示されていない。
今後は市場の動向も見据えながら、培った技術で建機アタッチメントのさらなる可能性を追求していく。
のものづくりが街の発展に貢献できるよう、今後はより一層技術力を磨いていきたいと思います。
公式の事例集より(原文のまま)
切断後の材料を連続して洗浄できるよう、高機能切断機と試作洗浄機を導入し、王崎工場に配備して実験を行った。
効果:洗浄良品率 60%→80%
既存のビニールハウスを太陽熱乾燥の干し場として再利用し、新たな設備材料の使用を削減した。
効果:リードタイム 4日→1日
切断加工を内製化するため、2台の鋸盤を導入した。