回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社中信高周波
成果検査時間 60分→50分
| 事業者名 | 株式会社中信高周波 |
|---|---|
| 所在地 | 長野県 松本市 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,精密加工,接合・実装,接合・実装,測定計測,測定計測 |
| 従業員数 | 125人 |
| 資本金 | 2,600万円 |
| 設立 | 1971年 |
同社は1971年に地域の中小企業が熱処理の高度化・共同化を目的に設立した協同組合を前身とする熱処理企業である。熱処理工程は2007年の第7工場建設で自動化・無人化を実現したが、完成品の検査工程には人手が必要であった。
抱えていた課題
やったこと
外観画像処理自動検査・搬送システムを導入した。製品の角度を自動的に変えながら、11台のカメラが61枚のアングルで撮影し、画像分析で不良品の可能性があるものをラインからハジく仕組みとした。これまで2人がかりで1時間かかっていた検査を、人手いらずで50分、24時間稼働で行えるようにした。画像検査でハジかれた製品の最終チェックは目視で行う。
| 検査測定 | 外観画像処理自動検査・搬送システム |
|---|
外観画像処理自動検査・搬送システムの導入により、人的要因によるミスを排除して品質を向上させ安定化した。検査工程の自動化により省力化と生産性向上を実現した。今後は自動車オートマチックミッション部品について独占的な受注拡大を図る体制が整った。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
熱処理工程の自動化を第7工場建設(2007年)で実現してきた経緯があり、検査工程の自動化はその延長として読める。
自動車部品の受注増加と独占的な受注拡大を図る点は読み取れるが、市場動向や自社の強み・弱みの分析は書かれていない。
検査に2人がかりで1時間かかっていた課題に対し、50分で24時間稼働可能な検査システムを導入した点が具体的に書かれている。
目標値の具体的な数字は示されず、成果として省力化・生産性向上が実現したとあるのみで、付加価値や賃上げの目標は読み取れない。
従業員125名や社長の品質管理への責任感は書かれるが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力の具体的記述は少ない。
品質安定と人的ミス排除、100%の品質提供を目指すことは読めるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けの整理は薄い。
導入の経緯や検査の課題は書かれるが、中長期の遂行スケジュールや課題解決の方法の詳細は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
熱処理は地域産業の基盤技術とされるが、高付加価値化や高価格化の水準について具体的な記述はない。
地域産業の起爆剤となる工場とされ、日本の産業発展を支える技術という位置付けが読み取れるが、波及効果の数値は示されていない。
検査の人手が50分で済むなど省力効果はうかがえるが、補助金額に対する費用対効果や付加価値増加の数値は書かれていない。
外観画像処理による自動検査とAI的な画像分析の導入が書かれ、デジタル技術活用は読み取れるが、サプライチェーンへの貢献は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
地域とともに歩んできた自負や地域産業の起爆剤との記述があり、地域性はうかがえるが、雇用創出や成長への具体的記述は少ない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後、自動車オートマチックミッション部品で独占的な受注拡大を図る体制が整った。
ある程度の検査は機械にまかせたほうがいい。ただ、顕微鏡で見たり、厳密な検査は、どうしても人間でなければできません。
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
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PDFを基軸に複雑な演算処理を直接行える製版用高性能演算システム「EQUIOS-PTR」を導入し、処理速度と精度を向上させて高品質化と短納…
効果:処理時間 60分→5分