下水道維持管理における複数会社リアルタイム総合管理システムの開発
東京23区を3ブロックに分け、トラブル発生現場を中心に最も近い組合員へ出動要請できる仕組みを作った。
中部電気工業株式会社
成果ユニット数 10ユニット→7ユニット
| 事業者名 | 中部電気工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 岐阜県 岐阜市 |
| 業種 | 設備工事業 |
| 従業員数 | 20人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1948年 |
当社は創業から中部電力の発変電設備と送電設備の保守工事を柱としてきたが、2005年から送電線工事建設を中核とする事業変革を行った。高度経済成長期後は送電線の新設工事が大幅に減少し、建機メーカーも専用建機から撤退した。送電線工事業界では、高度成長期に建設された設備の改修・更新工事の増加が見込まれる一方、働き手の高齢化による人材不足と技術継承が課題となっている。
抱えていた課題
やったこと
国内初となる機体重量5トンクラスの解体式掘削機械を開発した。地雷除去建機の開発実績がある建機製造メーカーの協力を得て、ユニット数を極力少なくし、モノレールやヘリコプターで搬入できるよう各ユニットを2トン以下にすることを目指した。組立時に不具合の発生率が高いエンジンとコンピュータ部分を一体型にし、配管も接続作業が容易な場所に配置して油漏れを防いだ。開発後は組立・解体時間や作業量、安全性を検証し、最大掘削深さやアームスイングなど機能面も確認した。さらにエクステンションアームと専用バケットも同時に開発した。
| その他 | 分解型ミニ油圧ショベル ZX50U-5B |
|---|---|
| その他 | エクステンションアーム |
| その他 | 専用バケット |
新しい製品・サービス:国内初の機体重量5トンクラス解体式掘削機械
完成した開発機は機体重量5.573トンで重量目標を達成し、従来の10ユニットを7ユニットまで削減した。解体時間は2時間2分45秒で目標の4時間以下をクリアし、組立・解体作業の省力化も実現した。機能面では最大掘削深さ4530mmを達成し、組立完了後は機体本体を旋回させずにアーム部だけをスイングさせることができるようになった。機体の小型化による掘削能力の低下はエクステンションアームと専用バケットで補っている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業からの送電工事事業と2005年の事業変革を踏まえ、解体式掘削機の開発が位置付けられている。戦略上の明確な位置付けは読み取れるが具体性は薄い。
送電線新設工事の減少、建機メーカー撤退、山岳地など狭所での工事増加が挙げられ、外部環境の認識はある。ただし競争優位の数値的根拠は薄い。
既存建機の老朽化と人材不足を課題とし、組立・解体時間2時間2分45秒、1時間16人から解体4.09人などの数値で解決策を示している。
解体時間2時間2分45秒を目標4時間以下に対し達成、作業人員16人から大幅削減と数値で示される。ただし付加価値額や賃上げの目標は書かれていない。
地雷除去建機の開発実績がある建機メーカーの協力を得たと書かれ、外部連携は読み取れるが、社内の人材や事務体制の記述は薄い。
ヘリコプター搬入可能な2トン以下を目指し、組立・解体の容易さや地域建設会社・自然災害時の孤立地域での活用可能性を挙げ、ターゲットと選ばれる理由が示される。
開発後に組立・解体時間や安全性を検証し、今後は同業他社への水平展開や情報発信を進めるとあるが、スケジュールは示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
国内初の機体重量5トンクラス解体式掘削機械と明記され、ユニット数を7に削減して従来の10から改善した高水準の新規性がうかがえる。
送電線の改修・更新増加や自然災害時の孤立地域での活用可能性に触れ、電力の安定供給や業界活性化を掲げるが、波及効果の定量は示されていない。
作業人員の削減や時間短縮は示されるが、補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果の数値は書かれていない。
電気系統とコンピュータ部分を一体化した開発と書かれるが、デジタル技術の活用や業界全体のイノベーションへの言及は限定的である。
送電線工事業界の人材不足と老朽化対応に触れるが、日本経済の構造転換や成長分野への進出は直接的に書かれていない。
岐阜市の企業として地域の建設会社へのPRや自然災害時の孤立地域での活用に触れ、地域性はうかがえるが、地域経済成長への寄与は具体的でない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
同機を同業他社に水平展開するとともに、組立・解体が容易な点を活かして地域の建設会社にPRしていく。自然災害時に土砂崩れ等で孤立した地域でも活躍できる可能性があり、活用の場を広げるために情報発信による認知度向上に努める。
東京23区を3ブロックに分け、トラブル発生現場を中心に最も近い組合員へ出動要請できる仕組みを作った。
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
i-Construction対応の3D建機(油圧ショベル)を導入し、ペイロード機能を搭載した。