自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
株式会社ジーアクト
| 事業者名 | 株式会社ジーアクト |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 浜松市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,精密加工 |
| 資本金 | 3,700万円 |
| 設立 | 1979年 |
同社は昭和54年の設立以来、日本の基幹技術である光産業を中心とした顧客に、非鉄金属などの精密切削加工を提供してきた。展示会をきっかけとした引き合いが増えた一方、顧客からの複雑な形状や品質要求も増えていた。近年はマシニングセンターでの加工において、ワークの小型化や加工の細かさが著しく進んでいた。
抱えていた課題
やったこと
既存設備に高精度の接触型測定器であるタッチプローブを設置し、位置精度0.003mmまで測定できるようにした。これにより、精度不良を引き起こさない再クランプが可能になり、2次加工で発生した微小なバリにも同じ位置でクランプできるようになった。後工程のバリ除去作業には高性能マイクロスコープを導入し、直径0.3mmの穴のバリにも対応できるようにした。マイクロスコープのフルフォーカス機能により、細かなピント調節や位置合わせが不要になった。実際に作業する作業者も交えて、会社全体で試行錯誤しながら導入と体制づくりを進めた。
| 検査測定 | タッチプローブ |
|---|---|
| 検査測定 | 高性能マイクロスコープ |
タッチプローブの導入により、2次加工後の再クランプでも位置がずれず、2次不良のおそれが小さくなった。マイクロスコープにより、微小なバリの除去作業が大幅に効率化された。マイクロスコープの画像による立体構造の分析機能で加工精度を客観的に分析でき、顧客への品質保証にも活用できるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の光産業メーカー向け精密切削の取組が書かれ、今回の導入が既存の強みに連なることはうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
小ロット・単品試作の多様な依頼に顧客対応力が高いという強みと、0.3mm以下の微小バリ除去が困難という弱みが具体的に書かれている。
微小バリの発生防止と除去の安定化という2つの課題を特定し、タッチプローブとマイクロスコープの導入で解決を図ったと具体的に書かれている。
付加価値額や賃上げの数値目標は書かれておらず、位置精度0.003mmや0.3mm対応といった技術面の数値のみがうかがえる。
作業者も交えて会社全体で試行錯誤しながら導入及び体制づくりに臨んだと書かれているが、人材や事務処理能力の具体は薄い。
医療サプライヤーを視野に精密加工を求める顧客像は書かれているが、選ばれる理由は強みとして大まかに述べられるにとどまる。
導入後の中長期の検証やスケジュールは書かれておらず、導入と体制づくりの方針が述べられているだけである。
公開されている事例からは読み取れません。
微小バリ除去の高精度化で高水準の加工品質を目指す点はうかがえるが、市場の普及度や高価格化の数値は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
作業効率が劇的に向上したとあるが、投入額に対する付加価値増や生産性の数値はなく費用対効果は読み取れない。
タッチプローブやマイクロスコープ、3Dプリンタの活用が書かれるが、サプライチェーン全体への貢献の記述は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
浜松市浜北区の地域のものづくりの一端を担うとあり、地域性はうかがえるが、雇用や地域経済の成長への言及はない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
精密加工が必要となる医療サプライヤーも視野に入れ、今後も顧客に寄り添った挑戦を続けていく。
最近は、お客様の要望に対し自社がどこまで対応できるのか客観的に判断できるように、3Dプリンタも活用しています。
公式の事例集より(原文のまま)
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
包装ライン機器を一体化したトレーサビリティシステムを導入・構築した。
効果:作業人数 12名→10名