回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
有限会社邦友製作所
成果仕上げ時間 30分→4分
| 事業者名 | 有限会社邦友製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 京都府 久御山町 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 13人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 1988年 |
当社は1988年創業で、京都府久世郡を拠点に精密板金加工を主力としている。主要取引先は半導体製造装置、農業畜産機械、建機部品、医療機器の各メーカーで、大手メーカーからの品質要求が厳しい。レーザー溶接機の販売が2014年に始まり、レーザー溶接と当社の溶接技術を融合すれば非熟練者でも低ひずみ溶接ができると考えた。
抱えていた課題
やったこと
㈱レーザックスのハンドトーチ型レーザー溶接機「OPTICEL FH-300」を導入した。小型ながら3kW高出力のファイバーレーザー発信機を搭載し、ステンレスや冷間圧延鋼材など様々な素材に対応し、溶接条件のレシピ登録やレーザーヘッドの手持ち操作が可能である。レーザックスの技術員から連日技術指導を受け、薄板溶接における素材、形状、厚み、電流、ガス流量、チップ、角度等の条件出しを繰り返した。溶接条件をレシピ化し、従業員全員が訓練を重ねて非熟練者でも薄板溶接ができるようにした。品質マニュアル審査や強度試験を繰り返し、誰が作業しても同じ品質となる溶接の標準化を構築した。
| 加工機 | ハンドトーチ型レーザー溶接機「OPTICEL FH-300」 |
|---|
低ひずみ溶接技術を確立し、強度が高くひずみや溶接焼けの少ない独自の溶接技術で顧客の厳しい品質要求に応えられるようになった。非熟練者でも薄板溶接ができる体制を整え、多能工化も図れた。既存顧客との信頼関係が深まり、新たな業種の仕事の範囲も拡大し、新規引き合いや経営多角化につながった。さらに生産管理システムを導入し、引き合いから納品までを見える化してトレーサビリティを構築した。
賃金アップや働き方改革を進め、幸せに働ける職場づくりに邁進する。生産管理システムの導入で更なる生産性向上とトレーサビリティの構築を図り、永続的な業績向上を目指す。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg