自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
丸久鋼材株式会社
成果外注委託費 500万円/月→250万円/月
| 事業者名 | 丸久鋼材株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 佐賀県 唐津市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,機械制御 |
| 従業員数 | 109人 |
| 資本金 | 7,000万円 |
| 設立 | 1966年 |
福岡県久留米市に本社と工場を置き、佐賀県唐津市と長崎県諫早市に営業所を持つ鋼材加工販売業者である。鉄骨建築の素材となる鋼材の一次加工、二次加工、溶接、販売までを手がけ、H型鋼材を主力としてきた。東京オリンピックや都市部の再開発により建築用鋼材の需要は堅調で、全国的に建築用鋼材を扱う事業者は減少し、1事業者が抱える案件は増えている。
抱えていた課題
やったこと
最新型のレーザ切断機「TANAKA炭酸レーザ切断機LMRV30-TF4000」を導入した。従来のプラズマ切断機と比べて切断面の精度が大きく向上し、手作業が不要になって省力化を実現した。品質のばらつきを抑えられ、高品質な製品を安定して製造できる環境を整えた。マーキングの自動化により符号記入を省略し、夜間の無人運転も可能になった。
| 加工機 | TANAKA炭酸レーザ切断機 LMRV30-TF4000 |
|---|
外注していた工程を内製化したことで、毎月約500万円かかっていた外注委託費を約50%削減できる見込みである。年間3000万円のコスト削減と短納期化も見込まれる。加工断面の品質向上により取引先での仮組み工程が短期化・効率化し、他社との差別化や信頼獲得につながっている。大型案件も受注できる体制が整い、自動化により工程数の削減や夜間無人運転で生産性が向上する。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の「お客様に近い存在」という方針と鋼材加工の事業の流れは読み取れるが、経営戦略上の位置づけは具体的に書かれていない。
建築用鋼材の需要堅調、事業者減少による案件集中、九州外からの問い合わせなど外部環境と、切断工程がボトルネックという自社課題が具体的に書かれている。
プラズマ切断から炭酸レーザへの更新で外注月約500万円を約50%削減、年間3000万円のコスト削減見込みと明確な数字が示されている。
外注費削減年3000万円の見込みや大型案件受注など目標は示されるが、賃上げや付加価値額の数値目標は書かれていない。
事業所の概要や従業員109人は書かれるが、補助事業を遂行する担当体制や人材の具体像は記述が薄い。
取引先の品質要求への対応、断面精度向上、仮組み工程短縮など顧客ニーズと選ばれる理由が具体的に書かれている。
新倉庫建設や今後の設備入れ替え計画は示されるが、スケジュールや課題解決方法の詳細は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
炭酸レーザ切断による高品質化は示されるが、分野の普及度や高価格化の水準に関する記述は乏しい。
建築用鋼材需要や地域の雇用安定、少子高齢化対策への寄与など波及効果がうかがえるが、国が補助する理由としての定量記述は少ない。
約3000万円のコスト削減見込みや工程削減、夜間無人運転による生産性向上など費用対効果を示す数字がある。
レーザ切断機の自動化や無人運転はあるが、先端デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は明確に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
唐津市の少子高齢化への対応、新卒・女性採用の推進、地域未来牽引企業としての地域経済への寄与が具体的に書かれている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後はガス・プラズマ切断機、開先加工機、穴あけ機なども最新機種へ入れ替え、取引先の多様な要望に応えていく。新倉庫を建設して受注案件の大型化や短納期化に対応する。新卒者や女性の採用を進め、地域の雇用安定と活性化に寄与する。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分