回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社ウエノ
| 事業者名 | 株式会社ウエノ |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 泉南市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | 精密加工,精密加工 |
| 従業員数 | 15人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1967年 |
株式会社ウエノは昭和42年に創業した泉州タオルの老舗メーカーで、自社ブランド製品と他社ブランドのOEMを製造している。泉州タオルは後晒製法により吸水性に優れ肌触りがよいのが特徴。現在は売上高の約2〜3割を「泉州美人」「ホテルスタイル」などの自社ブランド製品が占め、残りはOEMが中心である。取引先は地方卸問屋、百貨店、量販店、ホテル・レジャー事業会社、医療総合商社などである。
抱えていた課題
やったこと
多種多様なタオルを手がける中で、総製の生産能力を高めるため織機を導入した。続いて、手作業に頼っていたへムミシン掛け工程を自動化するため、今回のものづくり補助金を活用して自動タオルへム機を導入した。この設備により、手作業と変わらないきれいな仕上がりを実現した。生産能力の向上により、検品など他の作業に充てる時間も生まれた。
自動化により生産能力が上がり、取引先の要望にさらに応えやすくなった。品質も手作業と変わらない仕上がりを実現した。生産能力の向上で検品などに時間を充てられるようになり、これまで見逃されていた製品不良が検品で見つかるようになって品質が上がった。
新事業進出・ものづくり補助金
創業以来守ってきた後晒製法と自社ブランド・OEMの両立を述べ、過去からの一貫性が読み取れる。
後晒製法による吸水性・肌触りの強みと、増産要望への対応という市場動向を結び付けて記述している。
増産要望に生産能力が追いつかない課題を認識し、自動タオルヘム機導入で解決する計画になっている。
生産能力向上や品質向上は触れているが、付加価値額や賃上げの具体的な目標数値は示されていない。
就練した職人による特別な生産チームを組んでおり、体制面の確保が読み取れる。
取引先の要望に応えやすくなったことや、吸水性・肌触りという製品価値と顧客の選ぶ理由が整理されている。
自社ブランドとOEMのバランスを見極める段階とあるが、導入後のスケジュールや検証方法の記述は薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
泉州タオルの後晒製法による高品質・高ブランド力を前提に、高付加価値の製品を扱う点が読み取れる。
輸出増加や販売ルートの多様化に触れているが、経済波及や雇用創出の記述は見当たらない。
生産能力向上や検品時間の創出は述べられているが、投入額に対する費用対効果の数値は示されていない。
公開情報では判断できません。
公開情報では判断できません。
大阪・泉州の日本のタオル産業発祥の地という地域特性を活かし、ブランド価値を高める取組が述べられている。
スピード感と柔軟性を持って新しい製品を提案し続け、品質管理を徹底して、取引先に「ウエノでつくってほしい」と言ってもらえる会社を目指している。
これまで見逃されていた製不良などが検品で見つかるようになり、クオリティーが上がった。
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日
3S活動を発展させた生産革新活動をベースに、自社オリジナルの工程見える化システムを構築した。
効果:工程管理表作成の担当者数 3名→1名