高性能測定機導入による海外鉄道車両用空調制御装置のはんだ付け品質の向上
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
緑屋紙工株式会社
成果1カ月で約20時間の時間短縮につながった。
| 事業者名 | 緑屋紙工株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 大阪市 |
| 業種 | パルプ・紙・紙加工品製造業 |
| 技術分野 | 情報処理,情報処理 |
| 従業員数 | 49人 |
| 資本金 | 1億円 |
緑屋紙工は、一般的な既製品封筒から特殊紙やオーダーメイド仕様の封筒・パッケージ類の製造・販売を手がける。元々はメーカーの下請けとして封筒加工業が主軸だった。平成19年に受注サイト「封筒屋どっとこむ」を開設し、ウェブ上でシミュレーションして注文できる形を確立した。サイト開設後約半年で月商約100万円に成長した。
抱えていた課題
やったこと
断裁機とシステム会社の作業管理システムを導入し、断裁機をIoT化した。作業監視システムと断裁機を連携するソフトウェアを作成した。伝票番号を入力すると、封筒の展開形状に応じて何枚取れるかを自動計算できるシステムを構築した。これにより複雑な断裁工程の計算をパソコンで瞬時に行えるようになった。
断裁工程の計算が自動化され、作業時間が短縮された。1か月で約20時間の時間短縮につながり、生産性が向上した。計算ミスや断裁ミスによる原紙のロスが減り、人為的ミスも削減された。断裁工程の指導時間も短縮された。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
受注サイト開設から封筒製造へ独自路線を歩み、断裁工程のIoT化も既存の封筒事業の延長にあると読めるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
複雑形状の封筒窓加工や名刺サイズ封筒など同業他社が断る製品に強みがあり、一貫生産体制を競争優位として具体的に述べている。
断裁工程の手作業計算で1カ月以上の指導や月約20時間の時間短縮が課題として示され、断裁計算システム導入で解決したと読める。
1カ月で約20時間の時間短縮と生産性向上が示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず実現可能性の評価は限定的。
従業員49名や社長の経験、専門学校からの新卒採用検討に触れるが、補助事業を遂行する体制の具体的な記述は少ない。
オーダーメイド封筒や特殊紙の製造を強みとし顧客要望から製品が生まれたと述べるが、顧客ターゲットの整理は薄い。
画像処理による検品や人工知能活用を検討中と将来計画は示されるが、スケジュールや課題解決方法は具体的に書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
極小サイズの封筒や名刺封筒など高付加価値・独自商品を生み出すと示されるが、市場の認知度や高価格化の数値は示されていない。
人手不足への対応や人材教育の業界波及を述べるが、経済波及や新たな雇用創出の国の補助の必要性は具体的に示されていない。
断裁計算システム導入で紙のロスや作業時間が減ったと示されるが、補助金額に対する費用対効果の数値は書かれていない。
断裁機とITシステムを連携させるIoT化や画像処理・AI活用の検討を述べ、デジタル技術の活用は読み取れるが地域等への貢献は薄い。
公開情報では判断できません。
大阪市平野区の製造業として、業界全体の底上げや人材派遣を見据える点が述べられ、地域の事業としての位置付けはうかがえる。
画像処理を活用した製品の検品や人工知能の活用を検討している。人工知能による不良品の除去や印刷の汚れのチェックも研究している。今後は同社の技術を持つ社員を他社へ派遣し、業界の底上げも目指す。
業界全体で協力して生き残れるような仕組みを作っていきたい
公式の事例集より(原文のまま)
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分