回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
成果リードタイム 40分→10分
| 所在地 | 奈良県 天理市 |
|---|---|
| 業種 | はん用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 4人 |
| 設立 | 1992年 |
当事業所は平成4年に創業し、もとは主要顧客であるアスカ工業㈱の外注協力業者として独立した。主軸は流体制御機器に使われる特殊バルブ部品で、金属加工業のなかでもニッチな領域である。近年はアジア・アフリカ系の新興国のインフラ整備を背景に、日本製特殊バルブの需要が増大し、要求仕様は年々高度化・大型化している。そのため主要顧客から生産力向上と大型化への対応を求められていた。
抱えていた課題
やったこと
本事業において、独自技術を活用するための機能・剛性を有した機械を選定し導入した。これにより独自技術を適用してもビビり振動が発生せず、想定通りの加工時間を達成した。リードタイムは現状の40分から10分へ短縮でき、生産効率は2倍以上に向上した。また長尺対応が可能となり、直径60mm・長さ300mmが上限だった対応サイズを直径70mm・長さ800mmまで拡大した。
| 加工機 | 機能・剛性を有した機械(機種名は本文になし) |
|---|
リードタイムが現状の40分から10分へ短縮され、生産効率は2倍以上に向上した。ビビり振動が発生せず想定通りの加工時間を達成できるようになった。対応できる加工サイズも直径70mm・長さ800mmまで広がり、1点から量産ロットまで対応できる生産体制が整った。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
平成4年創業で特殊バルブ部品を主軸に加工してきた経緯と、主要顧客からの生産力向上要請が記載されており、一貫性はうかがえる。
ビビり振動によりリードタイムを40分から10分へ短縮し、生産効率を2倍以上にする具体的な数字があり、特殊合金加工の強みも記載されている。
ボトルネック工程の課題を特定し、リードタイム40分から10分、生産効率2倍以上、対応直径60mmから70mm・長さ300mmから800mmという数値目標がある。
リードタイム短縮や生産効率2倍以上、対応サイズ拡大など数値目標が示されているが、付加価値額や賃上げの目標は書かれていない。
従業員4名(作業員3名)の少数体制と事業所の概要は記載されているが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力の具体的記述は薄い。
特殊合金の切削加工を得意とし、大型部品や特殊大型ネジに対応できる点、主要顧客からの大型化要請が記載されており、選ばれる理由は読み取れる。
独自技術を活かすため機能・剛性を備えた機械を導入する方針と、量産汎用部品への展開が書かれているが、スケジュールや課題解決の具体的方法は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
特殊バルブ部品に使われる一般に認知の少ない特殊合金の高精度切削を得意としており、ニッチ分野での高付加価値性がうかがえる。
新興国のインフラ整備を背景にプラント需要が増えている記述はあるが、雇用創出や波及効果の具体的な記載はない。
リードタイム40分から10分、生産効率2倍以上という効果は書かれているが、補助金投入額に対する費用対効果の数値は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
奈良県天理市に所在することは書かれているが、地域特性を活かした雇用創出や地域経済成長への言及はほぼ読み取れない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は人材の増員も踏まえ、事業の多角化・領域拡大を目指す。量産の汎用部品にも事業領域を広げていく。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
従来の画像処理用CPU基板とシーケンサーに代えてパソコンを使う産業用PCを搭載し、演算処理を高速化した。
効果:極小黒点粒(約0.1mm)の検出率向上を図る