コンクリート構造物の重層的調査診断方法の確立による新市場進出
補助事業では、コンクリート劣化調査の重層化と劣化部処理の高度化のため、7種の機械設備を導入した。
株式会社辰巳組
| 事業者名 | 株式会社辰巳組 |
|---|---|
| 所在地 | 奈良県 吉野町 |
| 業種 | 総合工事業 |
| 設立 | 1930年 |
当社は奈良県吉野郡吉野町で、吉野林業の地に根ざし、昭和5年の創業以来90年以上にわたり総合建設業を営んでいる。吉野を始めとする過疎地域では空き家が課題となっており、居住可能な状態に戻すには相当な費用を要するため、解体もやむを得ない物件が数多く存在する。
抱えていた課題
やったこと
地域・役所・NPO・業者が連携し、それぞれの情報を共有しあう支援体制を構築した。その上で解体工事検討から竣工までのプロセスを見直し、現地確認や手順説明など依頼主とのコミュニケーションを重視して納得できる工程を作成した。解体工事では、できる限り手作業で一つずつ解体し、適切な機械で丁寧に施工し、建物がなくなった跡地まで綺麗な状態に戻すことを行った。保有の大型重機より小回りが利き、騒音・排ガスに配慮された小型重機を導入し、他社及び自社の旧来法から周辺家屋や環境に配慮された安全で適正な工法を確立した。
| 加工機 | 小型重機 |
|---|
新しい製品・サービス:「おもてなし解体業」プロセス
地域・役所・NPO・業者の連携により情報共有の支援体制が構築され、トラブルが軽減した。依頼主との丁寧なコミュニケーションにより納得できる工程が作られ、作業への丁寧さが向上した。小型重機の導入により、周辺家屋や環境に配慮した安全で適正な工法が確立された。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
90年以上の建設業歴と「おもてなし解体業」の確立が書かれ、過去の取組との一貫性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。
空き家問題や解体工事のトラブルという外部環境は触れられているが、競争優位につながる自社の強み・弱みの分析は書かれていない。
解体工事のトラブルや手間の課題は認識されており、施工プロセス見直しで対応しているが、高付加価値化や成長につながる数値目標は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
全員が土木施工管理技士の資格を持つことや、社員同士で作業を共有する体制が書かれ、遂行体制の一端はうかがえる。
思い出ある家の解体への思いやりという顧客視点は書かれるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けの整理は具体性が薄い。
プロセス見直しや小型重機の導入は書かれるが、中長期の遂行スケジュールや課題解決の方法は明確に示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
「おもてなし解体業」という従来にない解体サービスを打ち出しているが、普及度や高価格化の水準は具体的な数字で示されていない。
空き家問題の解消や過疎地域の課題への対応が書かれ、地域課題への貢献はうかがえるが、経済波及効果や雇用創出の数値は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
小型重機による騒音・排ガス配慮や工法改革は書かれるが、先端的デジタル技術や新ビジネスモデルの活用は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
吉野の過疎地域の空き家問題に取り組み、地域の役所やNPOと連携して解体プロセスを構築しており、地域特性を活かした事業と読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
補助事業では、コンクリート劣化調査の重層化と劣化部処理の高度化のため、7種の機械設備を導入した。
導入した三段真空装置と二軸ミキサーの2つの装置を活用し、材料の粒子をナノ化する技術を確立した。
次亜塩素酸水生成器と高圧洗浄機を一体化した装置を自社で開発した。