高性能測定機導入による海外鉄道車両用空調制御装置のはんだ付け品質の向上
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
北村衣縫有限会社
| 事業者名 | 北村衣縫有限会社 |
|---|---|
| 所在地 | 鳥取県 岩美町 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | 機械制御,機械制御 |
鳥取県岩美郡岩美町で縫製業を営み、同町内の縫製業では最大規模の事業所である。ユニチカ指定工場として、「ヒカリの国ブランド」等の学校体育衣料(全国の保育園及び小中高等500校以上向けの学販品)を主に製造している。ミシン110台のうち30台が特殊ミシンで、多品種少量生産のノウハウを持つ。少子化により学校体育衣料の需要の進展が難しい状況にあった。
抱えていた課題
やったこと
最新の自動裁断機システム(ベクターファッションQ25裁断機)と、ポジショニング・システム(MD/DN)を含むCAD/CAMソリューションを導入した。部位毎に異なる編地がマッピングされたチューブ形状の生地(原反)に対し、均等に裁断するためのCADを活用した位置合わせシステムを開発し、トータルソリューションを構築した。従来の手作業による非効率な裁断プロセスをシステム化し、高速自動裁断を実現して量産体制を構築した。CADによる裁断図設計から延反、裁断、縫製までの滞留部品・仕掛品を減らし、スムーズな作業の流れを目指した。
新しい製品・サービス:介護・福祉用パンツ、立体的裁断製品
自動裁断システムの導入により稼働率が向上し、作業時間が短縮され、裁断工程の省力化と精度向上が図られた。ノッチや細かいパーツも正確かつ容易に裁断できるようになり、品質向上につながった。ガーゼ素材、伸縮素材、薄地素材などの裁断や立体的な裁断アイテムに対応できるようになった。生産性は約5.7倍、一個当たりのコストは平均83%削減された。さらに、商社から他商品の生産の引き合いも生まれている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
学校体育衣料の製造実績と介護分野への展開方針が書かれ、既存事業の延長として生産体制整備を位置付けている。
ミシン110台中30台が特殊ミシン、ベテラン多数、体育衣料で培った多品種少量生産とニッチ技術を強みとして挙げている。
若年者応募が少なく平均年齢60才超、難素材加工要望増加という課題を認識し、自動裁断で省力化する計画になっている。
生産性向上約5.7倍、一個当たりコスト平均83%削減という数値目標と実績が示されている。
代表取締役が現場を率いる体制と、裁断から出荷まで全工程を自社で行える体制が示されている。
介護用パンツの需要増、商社からの他商品引き合い、医療機関との検討など顧客ニーズの裏付けがある。
新製品分野への販路開拓や新市場参入の計画が示されているが、スケジュールの具体性は限定的である。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
ガーゼ・伸縮素材など難素材や立体裁断に対応する高付加価値性が示され、新素材分野の開拓も計画されている。
介護・福祉用品の生産体制整備や新たな需要創出が挙げられ、地域の雇用や商社の引き合いにつながっている。
投資額に対し生産性約5.7倍、コスト83%削減という効果が示され、費用対効果の説明がある。
自動裁断と位置合わせシステムの開発、カメラ認識装置の開発協力などデジタル技術の活用が示されている。
公開情報では判断できません。
鳥取県岩美町で同町内最大規模の縫製業として地域の雇用を担う事業であることが書かれている。
介護・福祉用パンツは医療機関や商社と商品化を検討中で、CADメーカーとカメラ認識装置の開発協力による新製品分野の販路開拓を目指す。新市場として人形・フィギアの衣装(キット販売など)や子供服・ペット用衣料のキット販売への参入も計画している。
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分