ものづくり補助金平成29年度宿泊業、飲食サービス業徳島県

徳島の名産品を使ったオリジナルフレーバーコーヒーの開発

株式会社ロゼッタコーヒージャパン

この事例のポイント

  • フレーバーコーヒーのドリップ市場は国内でほとんど製造されておらず、海外からの輸入品が大半を占めている。
  • ドリップコーヒーを製造する充填包装機を導入し、当社のスペシャリティーコーヒーに徳島の名産品のパウダーをブレンドした『フレーバードリップコーヒー』の開発に取り組んだ。
  • 徳島の名産品を使ったフレーバードリップコーヒーを県内で初めて製造・販売し、売上を拡大した。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社ロゼッタコーヒージャパン
所在地徳島県 小松島市
業種飲食店
従業員数6人
資本金300万円
設立2013年

事業の背景

株式会社ロゼッタコーヒージャパンは、コーヒー豆を味の観点から評価し、少量生産で焙煎を行うスペシャリティーコーヒーを扱っている。フレーバーコーヒーのドリップ市場は世界的に人気が高まっているが、国内では製造がほとんど行われていない。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 新製品・新技術フレーバーコーヒーのドリップ市場は国内でほとんど製造されておらず、海外からの輸入品が大半を占めている。

やったこと

ドリップコーヒーを製造する充填包装機を導入し、当社のスペシャリティーコーヒーに徳島の名産品のパウダーをブレンドした『フレーバードリップコーヒー』の開発に取り組んだ。すだちを使った「すだちドリップコーヒー」、木頭ゆずを使った「ゆずドリップコーヒー」、勝浦町の貯蔵っ娘みかんを使った「みかんドリップコーヒー」を農家や名産品生産業者と連携して開発し、商品化した。一般的なフレーバーコーヒーは香りを付けるだけだが、当社は味付けも行い他社製品と差別化した。

加工機充填包装機

新しい製品・サービス:徳島名産品を使ったオリジナルフレーバードリップコーヒー(すだちドリップコーヒー、ゆずドリップコーヒー、みかんドリップコーヒー)

事業の効果

徳島の名産品を使ったフレーバードリップコーヒーを県内で初めて製造・販売し、売上を拡大した。農家の産品廃棄ロスを削減するシステムも構築できた。今後は徳島発のフレーバードリップコーヒーを全国に展開する計画である。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.2 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性53%
  • これまでの取組との一貫性3

    平成25年設立の焙煎会社が、スペシャリティーコーヒーの延長でフレーバードリップを開発したと読めるが、経営戦略上の位置付けは記載が薄い。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    国内でほとんど製造されていない点と県内初の取組とあり、市場の空白を突く差別化がうかがえるが、競争優位の根拠は具体的でない。

  • 課題の認識と解決2

    農家の産品廃棄ロス削減のシステム構築に触れるが、課題の認識や高付加価値化の計画は具体的に書かれていない。

事業の実現可能性36%
  • 付加価値・賃上げの目標1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 事業を進める体制2

    従業員6名で農家・生産業者と連携したとあるが、補助事業を遂行する体制の詳細は読み取れない。

  • 顧客とニーズの裏付け3

    国際審査80点以上の豆を使い、味付けで他社と差別化すると書かれ、製品の価値は読めるが顧客ターゲットの記述は薄い。

  • 事業化までの道筋2

    今後は全国展開を図るとあるが、遂行方法やスケジュール、課題解決の方法は示されていない。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性80%
  • 新しさ・高付加価値4

    フレーバーコーヒーは国内で製造がほとんどなく、県内初の取組で味付けも行うと具体的に書かれ、新市場性がうかがえる。

公的補助の必要性33%
  • 波及効果・雇用3

    農家や名産品生産業者と連携し、徳島の産品の廃棄ロス削減に取り組む地域波及が読み取れるが、数字での効果は示されない。

  • 費用対効果1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • イノベーションへの貢献1

    公開されている事例からは読み取れません。

政策面50%
  • 成長分野への進出1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 地域経済への波及4

    徳島の名産品すだち・木頭ゆず・勝浦みかんを使い、地域の産品を活かして商品化と売上拡大を図る点が具体的に書かれている。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

今後の展望

今後、徳島発のフレーバードリップコーヒーの全国展開を図る。

事業者の声

フレーバーコーヒーに関係する国際審査で 80 点以上の評価を受けた、生産国や生産地域、生産処理方法が明確なコーヒー豆を提供しています。今後も徳島県の名産品とコラボした商品を開発していきたいと考えています。

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成29年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。