回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
有限会社藤田木工所
| 事業者名 | 有限会社藤田木工所 |
|---|---|
| 所在地 | 香川県 高松市 |
| 業種 | 家具・装備品製造業 |
| 技術分野 | 情報処理,情報処理,精密加工,精密加工,接合・実装,接合・実装,立体造形,立体造形 |
| 従業員数 | 8人 |
| 設立 | 1995年 |
当社は1971年創業の家具製造会社で、創業半世紀を迎えようとしている。近年は素材やデザインにこだわった高価格商品に活路を見出し、各種商業施設や展示装飾などの受注先拡大を図っている。「独自性の創出」を掲げ、若手人材や女性を積極的に採用している。
抱えていた課題
やったこと
最新のスライドソーを導入し、CADとの連携を強化した。切断工程を減らし、歩留まり向上に向けて原板コードの整備を行った。仕口や継ぎを実現する溝加工はCNCが補助し、職人の目視による切断位置決めをCNCによる0.01mm単位の加工に置き換えた。職人技を要していた作業が安定し、ハイクオリティな商品を随時提供できるかを検証した。
| 加工機 | スライドソー |
|---|---|
| 加工機 | CNC |
新しい製品・サービス:ブリザーブドフラワーと家具を融合させたオリジナルブランドのアイディア家具
スライドソーの導入により原板の取り回しの重労働から解放され、安全面の確保と作業性の改善を実現した。これまで不可能だった大物の加工や金属板、ガラスなどの切断を内製化できた。作業工数は約36%削減、不良率は1%以下になると試算しており、職場環境も大きく改善した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
家具製造業として半世紀、素材やデザインにこだわる高価格商品への転換や、オリジナルブランド開発が書かれており、経営方針との一貫性はうかがえる。
高価格商品、展示装飾など受注先拡大、ブリザーブドフラワーとの融合など強みは書かれているが、市場動向との関係の分析は薄い。
板取りの歩留まり、仕口加工の目視依存、寸法不良による手直しといった課題を挙げ、スライドソー導入で対応する計画が示されている。
作業工数約36%削減、不良率1%以下という数値目標が示されているが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
担当体制や人材確保、事務処理の体制について具体的な記述はなく、若手・女性の採用と技術継承の課題が触れられている程度。
ネット販売向けアイディア家具の試作や、女性の意見を取り入れた商品展開など、製品や顧客像の方向性は書かれているが、ターゲットの明確化は薄い。
最新機器導入と原板コード整備、CAD連携という手順は示されているが、スケジュールや検証期間の記載は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
素材やデザインにこだわった高価格商品と独自性を掲げているが、同分野での普及度や高付加価値化の水準を示す記述は少ない。
地域経済への波及や新たな雇用創出は直接書かれていないが、若手・女性の採用や職場環境改善が間接的にうかがえる。
約36%の工数削減と不良率1%以下という数値が示されており、投資に対する効果の方向性が読み取れる。
CADとの連携やCNCによる0.01mm加工などデジタル技術の活用は書かれているが、サプライチェーンへの貢献は触れられていない。
公開されている事例からは読み取れません。
香川県高松市の企業として、高価格の別注家具や店舗什器を手がける地域の事業であることは読み取れるが、地域経済の牽引は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
多関節ロボットと次世代成型機を組み合わせ、インサート成型の全自動化や2材料成型などを実現した。
効果:加工時間 420s/サイクル→38.5s/サイクル
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日