新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
橋本特殊工業株式会社
| 事業者名 | 橋本特殊工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 香川県 高松市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,精密加工 |
| 従業員数 | 19人 |
| 設立 | 1953年 |
当社は1953年の設立以来、超硬合金チップソーの製造販売と再研磨に特化してきた。日本で最初にアルミ用チップソーの高速切断に取り組んだ企業で、職人技と最新機器を組み合わせて国内トップレベルの技術を保持している。チップソー国内生産の約7割は工場用で、中でも鉄鋼用チップソーの需要が多い自動車業界ではEV化と軽量化の流れからアルミ部品が増えている。
抱えていた課題
やったこと
不等間隔ピッチパターンの構築、基板の設計、刃先分割形状刃型の組み合わせパターンの検討を行った。フェイス・トップ面専用の自動チップソー研磨機をNC制御で導入し、異なるピッチの組み合わせや刃先超硬チップの面取形状の自由な調整を可能にした。低騒音チップソーを試作し、切断試験と刃先研磨精度の確認を行った。
| 加工機 | NC自動チップソー研磨機(フェイス・トップ面専用) |
|---|---|
| 検査測定 | デジタルマイクロスコープ |
新しい製品・サービス:アルミ圧延製品向けの低騒音チップソー
導入した機器により、騒音低減策である不等間隔ピッチ配列と刃先の負荷を分散させる分割形状刃型を組み合わせた低騒音チップソーを短時間で製作できるようになった。研磨精度は高精度を保ったまま、生産効率が大幅に向上した。デジタルマイクロスコープの導入により検査測定時間も大幅に短縮できた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去から超硬チップソーの製造・再研磨に特化し、アルミ用チップソーに早くから取り組んだ経緯が書かれているが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
EV化による自動車アルミ部品の増加という外部環境と、国内トップレベルの技術保持が書かれているが、競争優位の具体的な裏付けは薄い。
アルミ薄肉部品の切断時に大騒音が出るという課題が明示され、低騒音チップソーで対応する方針だが、高付加価値化の数値的な計画はない。
生産効率が大幅に向上し売上向上も見込まれると書かれているが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
従業員19名で技能者が心を込めて製造する体制はうかがえるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の具体は書かれていない。
低騒音チップソーの製品価値とアルミ製品市場のニーズが示されているが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は薄い。
試作、切断、研磨精度確認を実施したと段階は示されているが、中長期の検証や遂行スケジュールは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
不等間隔ピッチと分割形状刃を組み合わせた低騒音チップソーで、アルミ用高付加価値製品を開発したと具体的に書かれている。
EV化やアルミ部品増加に伴う騒音問題の解消が語られるが、波及効果や雇用創出の記述は薄い。
製作時間の短縮や検査時間の大幅短縮は書かれるが、補助金額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
NC制御の自動研磨機やデジタルマイクロスコープ導入は示されるが、サプライチェーン全体への貢献は明記されていない。
EV化に伴うアルミ部品増加と軽量化需要への対応がうかがえるが、構造転換への言及は乏しい。
香川県高松市の企業で国内トップレベルの技術を保持するとあるが、地域経済への波及は記載がない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
アルミ製品市場で今後もニーズが予想され、売上向上も見込まれる。
一歩先の商品づくり
公式の事例集より(原文のまま)
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
自動機の開発により24時間完全無人化を実現し、休日も含めた連続稼働を可能にした。