高性能測定機導入による海外鉄道車両用空調制御装置のはんだ付け品質の向上
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
有限会社ニシトウ
成果生地精度 1倍→2倍
| 事業者名 | 有限会社ニシトウ |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 長崎県東彼杵郡波佐見町 |
| 業種 | 窯業・土石製品製造業 |
| 技術分野 | 情報処理,精密加工 |
| 従業員数 | 14人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 2000年 |
有田焼、伊万里焼、波佐見焼の素焼き生地を販売しており、素焼きの製造と保管まで手掛ける会社は全国でも数社である。素焼きの工程を減らせることや在庫を最小限に抑えられることが取引先に評価され、取引先は500社程度ある。大量生産から1個からの注文まで受けており、全国に顧客を持つ。
抱えていた課題
やったこと
最新の自動成型機として「NCローラー成型機」を導入した。新規成型品の調整は、従来は作業員が目視で寸法を確認しながらネジで手作業調整していたが、データを入力するだけで行えるようになった。再成型の準備も、以前は記録を参考に手作業で行っていたが、過去のデータを読み込むだけでできるようになった。これにより作業時間の短縮と技術継承の問題を同時に解決した。
導入により、これまで成型できなかった薄い肉厚の製品が製造できるようになった。ニーズの多い薄い肉厚製品を大量に受注できるようになり、他社との差別化にもつながった。新規成型の調整と再成型の作業が自動化され、時間短縮と技術継承の両方が進んだ。時間あたりの製造数は200個とされ、大量生産も可能になった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
20年以上前から自動成型機で生地生産を行い、今回の導入で多品種小ロットや薄肉製品に対応する方向が示されている。ただし経営戦略として明確に位置付けた記述は薄い。
素焼き生地の全国販売、取引先約500社、生地精度2倍、薄肉製品の成型が可能になり他社との差別化ができたと具体的に書かれている。
熟練工の高齢化や多品種小ロット対応の困難という課題を挙げ、NCローラー成型機で調整時間短縮と技術継承を図ると記載されている。
時間あたりの製造数200個、生産量50%アップ、今後は倍の生産量が見込めるなど数値目標が示されている。
事業の遂行体制や人材配置についての記述は見られず、従業員数14名という情報のみがうかがえる。
薄い肉厚の商品へのニーズが多く、大量受注につながった点や、客先の多品種小ロット要望への対応が具体的に書かれている。
今後の展望としてM&Aの実現、新工場の建設予定が示されているが、スケジュールや課題の解決方法の詳細は書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
薄肉の陶磁器成型で他社との差別化を図っており高付加価値化の方向がうかがえるが、分野の普及度や高価格化の数値は示されていない。
素焼き生地の全国供給や雇用・需要への言及がわずかにうかがえるが、国が補助する積極的な理由としての記述は少ない。
導入効果として生産量50%アップ、精度2倍などが示されるが、補助金投入額に対する付加価値増加額の記載はない。
NCローラー成型機によるデータ入力や過去データの読み込みなど、デジタル化の要素がわずかにうかがえる。
公開情報では判断できません。
波佐見焼・伊万里焼・有田焼という地域の焼きものを素焼き生地で支える事業であり、地域特性との関連が読み取れるが、雇用や成長の数値はない。
陶土生地作りと波佐見焼の型作りを自社で行う聖栄陶益有限会社とM&Aを実現した。設備の充実と新工場の建設を予定しており、今後は生産量が倍になる見込みで、より大口の受注獲得を目指している。
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
多関節ロボットと次世代成型機を組み合わせ、インサート成型の全自動化や2材料成型などを実現した。
効果:加工時間 420s/サイクル→38.5s/サイクル