回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
有限会社マルサ工業
成果バスマットの製造能力 6枚/時間→10枚/時間
| 事業者名 | 有限会社マルサ工業 |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 鹿児島市 |
| 業種 | 木材・木製品製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,機械制御,立体造形,立体造形 |
| 従業員数 | 19人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1983年 |
当社は木工機械や刃物、部品販売業を営み、地域製材所が減少する環境変化に対応して、平成10年にモミの木の内装材加工販売を行うフォレストバンク事業部を開設した。モミの木の内装材は供給が限られ、ヨーロッパからの輸入量も限られている。
抱えていた課題
やったこと
数値制御式木材加工機を導入し、現在廃棄している不良材・不良品や端材を利用して、立体成形用の穴・曲線加工や従来の木材加工機では困難な溝加工を施せるようにした。ユニバーサルヘッド5軸制御NCマシンにより、木口方向の穴加工、斜度切断などを正確かつ安全に行えるようにした。これにより、グッズ類、造り付家具及び収納箱を生産できることを確認し、造り付家具や収納箱等を製作した。
新しい製品・サービス:不良材・端材を活用したバスマット、momi BOX、ドア、ベッドなどの造り付家具及び収納箱
数値制御式木材加工機の導入により、不良材・端材を活用した製品の生産が可能になり、材料の効率化による生産性が向上した。バスマットの製造能力が時間あたり6枚から10枚に向上した。機器導入に際しCAD・数値制御が操作可能な人材を雇用し、各種の刃物や動作の確認を行っている。顧客からの評価も高い。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
端材・不良材を使った付加価値製品を目指すとあり、モミ材内装材のブランド化や事業部展開の流れはうかがえるが、経営戦略上の位置付けの説明は薄い。
厳選モミ材の供給が限られる課題と、端材を活用する方針が示されている。市場動向や競争優位の記述は見当たらない。
顧客提案体制づくりが急務と課題を認識し、NC加工機導入で不良材・端材を活用し生産性向上の見通しを立てている。
バスマットの製造が時間当たり6枚から10枚に増えると数値で示され、生産性向上の目標と実績の両方が読み取れる。
CAD・数値制御を操作できる人材を雇用し刃物や動作の確認を行っているとあるが、体制の詳細は限られる。
モミ材の消臭・抗菌などの特性を活かした内装材で顧客評価が高いと書かれ、顧客ニーズへの対応が一部うかがえる。
ドアやベッド等の試作、不良材・端材での対応の目途など今後の展開は示されているが、スケジュールや解決方法の詳細は乏しい。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
モミ材内装材のブランド化や端材を活かした家具製造という取組はうかがえるが、分野の普及度に関する記述は少ない。
地域製材所の減少に対応する新規事業として、鹿児島発の取組である点がうかがえるが、波及効果の数値は示されていない。
材料効率化と生産性向上の見通しは示されているが、補助金投入額に対する費用対効果の数値は書かれていない。
数値制御式木材加工機の導入は示されるが、デジタル技術によるサプライチェーン全体への貢献は読み取れない。
公開情報では判断できません。
鹿児島発のオンリーワン企業として、地域製材所の減少に対応しモミ材の特性を活かす取組が読み取れる。
顧客からはドアやベッド、ウォークインクローゼット、シューズクロークなどを商品化する要望が多く、不良材・端材で対応できる目途が付いた。今後も良質な室内空気環境を追求し、健康住まい造りの会の会員との連携を深めていきたい。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日
3S活動を発展させた生産革新活動をベースに、自社オリジナルの工程見える化システムを構築した。
効果:工程管理表作成の担当者数 3名→1名