回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社梅月堂
成果生産工程数 3工程→1工程
| 事業者名 | 株式会社梅月堂 |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 鹿児島県日置市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 機械制御 |
| 従業員数 | 12人 |
| 資本金 | 900万円 |
| 設立 | 1955年 |
大正10年創業の和菓子専門店で、令和3年に100周年を迎える。主力は湯之元せんべいのほか、ラムドラ、ぬれどら焼きなどを製造・販売している。東京の百貨店やセレクトショップでの取扱いが増えていた。
抱えていた課題
やったこと
印字機能付き高速自動包装機(高速横ピロー自動包装機)を導入した。これにより、それまで3工程に分かれていた生産工程を1工程にまとめた。包装作業を機械化して職人を包装業務から解放し、和菓子作りに専念できる体制を整えた。包装資材は包装ロールのまま購入する方式に切り替えた。
| 加工機 | 印字機能付き高速自動包装機(高速横ピロー自動包装機) |
|---|
印字機能付き高速自動包装機の導入により、生産工程を3工程から1工程にまとめ、段取りと加工時間が大幅に短縮され、品質も向上した。職人が包装業務から解放され、製造数が増えてリードタイムが短縮し、新規の取引依頼も受けられるようになった。省人化と生産性向上により、職人は製造工程や新商品開発、若手育成に注力できるようになった。包装資材をロールで購入することで包装原価も大幅に下がり、利益率の増加が見込まれる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
百貨店やセレクトショップでの取扱い増加と、東京向けオリジナル和菓子の拡大という流れが書かれ、過去の取組との一貫性がうかがえる。
首都圏の需要に応えきれていない状況と、大正10年創業・地元の伝統せんべいなどの強みが書かれている。
包装工程の3工程を1工程にまとめた課題解決と、首都圏の需要に応え売上を拡大する目標が具体的に書かれている。
包装原価や利益率の増加は見込みとして書かれるが、数値目標や売上の具体的な目標値は示されていない。
従業員12名で職人が包装から解放される体制変更が書かれるが、補助事業の遂行体制についての記載は薄い。
他社にない手作り和菓子、百貨店やセレクトショップでの取扱い増加など、製品の価値と顧客ターゲットが具体的に書かれている。
新規採用や人材育成、新商品開発に取り組むとあるが、スケジュールや遂行方法の記載は見当たらない。
公開されている事例からは読み取れません。
手作り和菓子の高付加価値性がうかがえるが、高価格化や分野での高水準の位置付けを示す記述は少ない。
地域の和菓子店として湯之元の立地は書かれるが、経済波及や雇用創出への国の補助の必要性は明確でない。
生産数増加、リードタイム短縮、包装原価低減が書かれ、費用対効果がうかがえるが定量的な数値は示されていない。
先端的な高速自動包装機の導入は書かれるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は明確でない。
公開されている事例からは読み取れません。
鹿児島県日置市の地元の伝統和菓子を活かした事業であることがうかがえるが、雇用や地域経済成長への言及は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
包装原価の低減により利益率の増加が見込まれる。一方で新規取引依頼を断ることや繁忙期の納期待ちが多く、更なる生産性向上が必要と考えている。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日
3S活動を発展させた生産革新活動をベースに、自社オリジナルの工程見える化システムを構築した。
効果:工程管理表作成の担当者数 3名→1名