回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社イワキ
成果型入れ工程が10分で完了する
| 事業者名 | 株式会社イワキ |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県 宜野湾市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | 情報処理,製造環境 |
| 従業員数 | 14人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1988年 |
当社は縫製能力を活かし、枕やクッションの製造販売を行っている。沖縄県内の大手量販店で販売するほか、本土メーカー西川リビングの枕のOEM生産を受注しており、安定した売上を上げている。
抱えていた課題
やったこと
枕の生地への型入れ工程にCADシステムを導入し、デジタイザに貼り付けた型紙をマウスで枠に沿ってなぞり、操作後に型紙を出力する方式とした。この導入により型入れ作業は10分で完了し、作業時間が83%短縮された。また梱包作業には自動梱包機を導入し、箱を設置するだけでバンドがかかるようにした。1箱当たりの作業は20秒程度となり、作業時間は88%短縮された。設備の操作には一定の知識が必要なため、技術研修を受講した。
| ソフト | CADシステム(デジタイザ含む) |
|---|---|
| 加工機 | 自動梱包機 |
型入れ作業は83%、梱包作業は88%の作業時間短縮となった。残業や休日出勤が減り、梱包作業では従業員の身体的負担も軽減され、労働環境の改善につながる。既存事業の作業効率が上がり生産性が向上し、余剰人員を営業活動に振り向けられる見込みである。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存の枕製造と縫製能力を活かす方向は読めるが、経営戦略上の位置づけは記載が少ない。
沖縄の観光客増加と宿泊施設の寝具需要増に触れており、外部環境は読み取れるが自社の強み分析は薄い。
型入れと梱包の作業課題を明示し、作業効率の問題を認識しているが、高付加価値化への道筋は具体性が薄い。
型入れ作業が83%、梱包作業が88%の作業時間短縮と数値で示されており、目標の実現性も具体的に読み取れる。
設備操作に技術研修を受講したとあるが、体制や事務処理能力については記載が少ない。
西川リビングへのOEM受注や量販店販売など顧客は示されるが、選ばれる理由の整理は薄い。
型入れ10分、梱包1箱20秒と工程は示されるが、中長期の検証やスケジュールは書かれていない。
安定した売上や大手量販店との取引にうかがえる程度で、資金調達や財務状況の記載はない。
枕やクッションは安定した市場とあり、新市場性や高付加価値化の記述はわずかにうかがえる程度。
沖縄の観光需要に伴う寝具需要の増加に触れるが、国が補助する積極的理由は読み取れない。
型入れ83%、梱包88%の作業効率改善と残業削減が具体的に示され、費用対効果がうかがえる。
デジタイザやCADの活用は読めるが、サプライチェーンへの貢献や新ビジネスモデルは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
沖縄県の観光需要増加と地域への寝具供給に触れ、地域特性との関わりは読み取れるが具体性は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
沖縄県の観光客増加に伴い宿泊施設が増え、寝具の需要も増加すると見込む。顧客の細かな要望に応え、中規模施設の需要を開拓していく。またコロナ禍では宿泊施設への営業が打撃を受けたため、かりゆしウェアのBtoBに加えECサイトを活用したBtoCの販売チャネルを増強していく。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日
3S活動を発展させた生産革新活動をベースに、自社オリジナルの工程見える化システムを構築した。
効果:工程管理表作成の担当者数 3名→1名