自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
株式会社大平昆布
成果生産量も大幅にアップした。
| 事業者名 | 株式会社大平昆布 |
|---|---|
| 所在地 | 宮城県 栗原市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境,材料製造プロセス,バイオ |
| 設立 | 1948年 |
大平昆布は1948年に栗原市で創業し、北海道産の海藻を扱い、昆布やわかめの加工と卸を手掛けている。松前漬けなどに使う刻み昆布が加工の約半分を占めるが、価格面で他社との競争が激しく利益確保が難しくなっていた。海藻を粉末化した海藻パウダーは10年以上前から手掛けており、製麺や化粧品、サプリメントなど健康志向の高まりから需要が伸びていた。
抱えていた課題
やったこと
既存の海藻パウダー製造ラインを密閉式にする生産ラインの自動化に取り組んだ。微粉砕機、ふるい機、充填機をそれぞれ直径5センチの軟質塩化ビニール製ホースで連結し、砕いたパウダーを空気圧で吸い上げ、粒を揃えて金属探知機を通し、1kgのパック詰めまでを機械化した。これにより異物混入を防ぎ、生産量も大幅に上がった。食品業界だけでなく、健康食品や美容品業界など新しい販路の開拓を進めている。
| 加工機 | 微粉砕機・ふるい機・充填機を連結した海藻パウダー自動生産ライン |
|---|---|
| その他 | 軟質塩化ビニール製ホース(直径5センチ) |
| 検査測定 | 金属探知機 |
新しい製品・サービス:密閉式連続海藻パウダー生産ライン
密閉式の自動化ラインにより、粉砕から金属探知機の検査、パック詰めまでが一貫して機械で行われ、異物混入のリスクが下がり食品安全が向上した。生産量も大幅に増え、以前は断っていたコンビニの麺向けの取引にも対応できるようになり、取引が増えた。今後は健康食品や美容品など新しい販路を開拓し、海藻パウダーを事業の軸として育てていく。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業70余年・海藻業界での専門知識と、海藻パウダーを事業の軸に育てる方針が書かれ、既存事業との連続性はうかがえる。
ISO22000認証の取得・継続や三陸・北海道の仕入れから販売までの商流が強みとして具体的に挙げられ、競合との差別化も述べられている。
刻み昆布の価格競争で利益確保が難しい課題に対し、密閉化ラインで美容品・健康食品の新販路を開く計画が示されている。
付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、生産量が大幅にアップしたという定性的な記述にとどまる。
社長・専務の体制や事務処理能力への言及はあるが、補助事業の遂行体制を裏付ける記述は少ない。
化粧品・サプリメント・製麺・だし需要など顧客ターゲットと用途が具体的に示され、海外メーカーからの引き合いも書かれている。
製造ライン自動化の手順(ホース連結・空気輸送・金属探知機・パック詰め)は書かれるが、スケジュールや中長期の検証は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
海藻パウダーは一般的な普及度が高くないと見られ、食品から健康食品・美容品への新市場を開拓する方針が示されている。
コロナ禍でだし需要が増えたという記述はあるが、雇用創出や波及効果など国が補助する理由は明示されていない。
生産量の大幅アップや異物混入の防止は書かれているが、補助金投入額に対する効果の数値は示されていない。
空気輸送と金属探知機による機械連結の自動化は読み取れるが、デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献は薄い。
刻み昆布から海藻パウダーへ事業の軸を移す方向性はうかがえるが、日本経済の構造転換への言及は乏しい。
宮城県栗原市の地場企業で北海道産海藻を扱う点は読み取れるが、地域の雇用や成長を牽引する記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
海藻パウダーを事業の軸とし、刻み昆布から新しい販路へ移行していく。美容品関係など新しい顧客を取り込み、海外の化粧品メーカーとの取引も個人輸出から本格的なビジネスへ拡大していく計画である。
“MASAMI”というアメリカの化粧品メーカーのシャンプーにも、うちのめかぶパウダーが使われています。70年続いてきた会社なので、これまでのお客様を大事にしつつ、美容品関係など新しいお客様も取り込んでいきたいと思っています
公式の事例集より(原文のまま)
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
カップ投入機を導入し、手作業で行っていた具材の充填から空になったカップの回収までの一連の工程を自動化した。
効果:作業員数 5名→2名
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分