砂利の色彩選別の自動化と選別精度向上による顧客要求を満たした製品開発
玉砂利の色彩選別をオートメーション化し24時間稼働させるため、高速・高容量マルチカメラ画像処理センター、洗浄用コンベア装置、選別用コンベア…
効果:出荷量は10,000t程度を想定
株式会社桃生石産
| 事業者名 | 株式会社桃生石産 |
|---|---|
| 所在地 | 宮城県 石巻市 |
| 業種 | 鉱業、採石業、砂利採取業 |
| 技術分野 | 製造環境,複合・新機能材料,材料製造プロセス |
当社は宮城県北部の採取場で、中生代三畳紀の硬質な砂岩と粘板岩の互層からなる岩盤の石を採掘している。主力商品は20mm~5mmサイズの砕石2005と5mmアンダーの砕砂で、コンクリートから港湾基礎工事まで幅広く使われている。都市型建築物では従来の50年設計から80年程度まで耐用年数を延ばす高耐久化が求められている。
抱えていた課題
やったこと
砕砂を量産するため、ミルブレーカーⅡ 1680型ボールミルを導入した。納品先が求める粒度分布基準は6.00mm~0.15mmに85%以上が分布することだったが、試験の結果94.6%が分布し基準を確実に満たした。年間5万tの生産能力目標にも対応できる機能性を確認した。工程管理を整備した結果、JIS認証も取得できた。
| 加工機 | ミルブレーカーⅡ 1680型ボールミル |
|---|
新しい製品・サービス:高強度・高耐久コンクリート用の砕砂
試験で砕砂の94.6%が粒度分布基準を満たし、納品先の要求を確実にクリアした。年間5万tの生産能力目標に対応できる製造ラインを確立した。工程管理を整えてJIS認証も取得し、品質の高さを証明した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存の砕石・砕砂事業の延長で砕砂量産に投資したことは読めるが、経営戦略上の位置づけの記述は薄い。
北上山系の硬質砂岩という自社資源の強みと、高強度建築への需要見込みが具体的に書かれ、競争優位が読み取れる。
既存顧客の反応が弱いことと、宮城県内の砕石業者が僅かという課題認識が示され、量産体制で対応する流れが読み取れる。
年間5万tの生産能力目標、粒度基準85%に対し試験94.6%、JIS認証取得など数字つきで実現性が示されている。
工程管理の整備や品質管理の実施は書かれるが、人材や事務処理体制についての具体的記述は薄い。
『桃生ブランド』の品質、納品先の粒度要求、無償サンプル提供によるPRなど、顧客への価値と選ばれる理由が具体的。
隣の山の購入で50年分の原石を確保する方針は示されるが、導入後のスケジュールや遂行方法は詳しく書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
高強度・高耐久コンクリート向けの砕砂という分野で、粒度基準を大きく上回る品質を示しており高付加価値性がうかがえる。
建築物の耐久化が求められる中、宮城県内で砕石業者が僅かという地域インフラ上の必要性が具体的に書かれている。
補助金投入額や付加価値増加の数値は書かれておらず、費用対効果はわずかにうかがえるのみ。
ボールミルや工程管理の導入は書かれるが、デジタル技術やサプライチェーンの革新についての記述はほぼない。
高強度・高耐久建築の需要増に応える方向性は読めるが、日本経済の構造転換への言及は乏しい。
宮城県北部の地域資源を活かし、地域社会への還元や地域の砕石供給を担う事業であることが具体的に書かれている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
コロナ禍や仙台地域で高強度建築物への関心がまだ高まっていないため既存顧客の反応はいまひとつだが、試験を始めた工場もある。今後は無償砕砂サンプルの提供などでPRを進める計画である。隣の山を購入し50年分程度の原石を確保しており、品質を長期間維持できる体制を整えている。
「県内の同業他社の岩石と比べても品質のいい石が採れると自負している。『桃生ブランド』の石を硬質砂岩と呼んでおり、端的に言えば強度がよく出てコンクリートに最適な石です。」
公式の事例集より(原文のまま)
玉砂利の色彩選別をオートメーション化し24時間稼働させるため、高速・高容量マルチカメラ画像処理センター、洗浄用コンベア装置、選別用コンベア…
効果:出荷量は10,000t程度を想定
砕石出荷ITシステムを構築し、受注情報をシステム上で管理した。
効果:車両1台の1日の出荷リードタイム 35分→30分
チェーンソーとワイヤーソーの機械設備を導入し、検証を行った。