画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
株式会社本田味噌本店
成果微生物検査の所要日数 14日→2日
| 事業者名 | 株式会社本田味噌本店 |
|---|---|
| 所在地 | 京都府 京都市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | バイオ |
| 従業員数 | 98人 |
| 資本金 | 1.5億円 |
| 設立 | 1950年 |
天保元年創業の味噌店で、西京白味噌を主力とし、白みそ(淡色系甘みそ)の分野では日本最大のシェアを持つ。年間生産規模は約4,000トンで、取引先は一般消費者、百貨店、外食関連企業、商社、食品加工メーカーなど多岐にわたる。食肉加工メーカーなどから味噌の微生物数値を厳格に管理した安定供給が求められていた。国内外で和食の魅力が見直され、味噌の輸出や訪日外国人による日本食消費の増加が見込まれていた。
抱えていた課題
やったこと
微生物検査を自社で行えるよう専用設備を導入し、2019年12月に設備を入れて翌年1月にテスト稼働を開始した。導入したのは高圧蒸気滅菌器、卓上多本架遠心分離機、純水製造装置、バイオクリーンベンチで、検査培地の研究や制菌に有効な設備洗浄方法の確立を重ねて検査体制を整えた。あわせてアルコール濃度の測定にガスクロマトグラフ、塩分濃度の測定に電位差自動滴定装置を導入し、従来手作業だった検査を自動化した。これにより検査精度は±0.3%から±0.1%に向上し、非専門家1名で対応できるようになった。
| その他 | 高圧蒸気滅菌器 |
|---|---|
| 検査測定 | 卓上多本架遠心分離機 |
| その他 | 純水製造装置 |
| その他 | バイオクリーンベンチ |
| 検査測定 | ガスクロマトグラフ |
| 検査測定 | 電位差自動滴定装置 |
新しい製品・サービス:米麹による白味噌の甘さを活かしたスープやパスタソース、西京白味噌を使った洋風レシピ、味噌風味のスイーツ、京都産の米と大豆を使った新商品。
微生物検査を内製化し、生産工程の複数箇所で検査できるようになったことで、発生原因を工程ごとに特定し、殺菌や洗浄方法を改善して製品の衛生レベルが向上した。検査日数が大幅に短縮され、検査結果を迅速に工程改善へ生かせるようになり生産性も大きく向上した。取引先の多様な食の安全への要望に対応できるようになり、受注増加に貢献した。検査に従事していた専門家は他の業務に回せるようになり、生じた余力を新商品開発に充てられるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業1830年の味噌製造から、微生物検査の内製化や西京白味噌の高度処理技術へと一貫した強みを示し、事業との整合が読み取れる。
白みそ国内シェア日本最大、微粒味噌は高度処理技術でしか作れないと差別化を具体的に示し、強みと優位性が読み取れる。
取引先の微生物管理要求を課題として挙げ、検査体制の内製化で検査日数を14日から2日に短縮した具体策が書かれている。
検査精度を±0.3%から±0.1%へ、検査日数を14日から2日へ改善する数値目標と結果が示されているが、付加価値額や賃上げの目標は読み取れない。
専門家2人を検査担当へ転配し、非専門家1名で対応可能とした人員配置が示され、体制確保が読み取れる。
取引先の微生物管理要求や食の安全への関心が背景として書かれるが、顧客ターゲットの裏付けは定性的な記述にとどまる。
2019年12月導入、翌年1月テスト稼働、検査培地研究や洗浄方法の検証を重ねたと段階的な進め方が書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
京味噌や白みそのシェアは示されるが、微粒味噌の高付加価値化を示す価格水準の数字は書かれていない。
味噌の輸出増加や訪日客の日本食消費増加がうかがえるが、国が補助する積極的理由は具体的に書かれていない。
検査日数の短縮や受注増加への貢献は書かれるが、補助金額に対する付加価値増加の数字は示されていない。
検査の自動化や生産工程の見える化はうかがえるが、サプライチェーン全体への貢献は書かれていない。
味噌の海外需要増加や新市場開拓の機会に触れるが、日本経済の構造転換に資するとは書かれていない。
京都の伝統的な味噌造りや綾部工場の立地が書かれるが、地域の雇用や経済成長への効果は具体的でない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
2020年8月にバイオ燃料を得る設備とFSSC22000の認証を取得した新工場「丹場醸房」を綾部市に開設し、固有の職人技をデジタル化して次世代に伝える仕組みを整える。国内向けに加え海外進出も視野に入れ、取引先の要望に応じた商品づくりを進める。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
ボトルネックとなっていた柄合わせ裁断工程と玉縁製作工程に、最新の自動裁断機と自動玉縁機を導入した。
効果:玉縁ポケットのゲージ交換時間 90分→45分