新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
ハイメール化成株式会社
成果1日あたりの加工枚数 1倍→1.5倍
| 事業者名 | ハイメール化成株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 徳島県 徳島市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業(別掲を除く) |
| 技術分野 | デザイン,情報処理 |
| 従業員数 | 12人 |
| 資本金 | 1,500万円 |
| 設立 | 1987年 |
ポリプロピレンフィルムパッケージは視認性が高く、水に強くきれいに包装できることから需要が増えている。一方で印刷・製袋分野では他社との競合が年々厳しくなっている。同社はグラビア印刷、スリット、サイドシール製袋までを自社で一貫して行う体制を持つ。既存顧客を大切にしつつ、下請け受注の比率を下げていくことを課題としていた。
抱えていた課題
やったこと
補助金で最新型の間欠印字サーマルプリンターを導入した。既存ラインの製袋機に搭載し、製袋中にインラインで情報を印字できる体制を構築した。版が不要で、パソコンで作成したデータにより複数の情報を印字でき、情報の内容変更にも容易に対応できる。小ロット印刷も可能となった。
| その他 | 間欠印字サーマルプリンター(産業用サーマルプリンター) |
|---|
現行機と比べて1日あたりの加工枚数が約1.5倍になり、生産性が向上した。その結果、高品質・短納期・低コストを実現した。取引先へのサンプル送付や無地袋対応の顧客へのアピールで装置導入を広報している。ネットショップの窓口を広げ、100枚の極少ロットによるオリジナル商品の企画やCtoC需要の増加への対応も進めている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の一貫生産体制を生かし、下請け比率を下げる新事業の柱としてネットショップに注力する方向が示されています。
印字対応の遅れで受注を取りこぼしていた課題や、QRコード需要の増加を踏まえ、短納期・低コストで差別化する方針が読み取れます。
版代がネックでQRコードに未対応だった課題を認識し、製袋中にインラインで印字する解決策と1.5倍の生産性向上を示しています。
1日あたり加工枚数が約1.5倍になったと実績はありますが、今後の付加価値額や賃上げの目標値は示されていません。
従業員12名という規模は示されていますが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制の具体的な記述はありません。
QRコード印字や生産者名表示、100枚の極少ロット対応など、顧客ニーズと選ばれる理由が具体的に整理されています。
ネットショップのノウハウを学んでいる段階とされていますが、遂行方法やスケジュール、課題解決の方法は明示されていません。
公開されている事例からは読み取れません。
OPPフィルムパッケージの需要増加は触れられていますが、同分野での高付加価値化や高価格化の水準は具体的に示されていません。
CtoC需要の増加や新規市場開拓への言及はありますが、雇用創出や波及効果など国が補助する理由は明示されていません。
加工枚数が約1.5倍になったという効果は示されていますが、補助金額と付加価値増加の関係は書かれていません。
製袋機にサーマルプリンターを搭載し、パソコンのデータで情報を印字する仕組みはデジタル活用として読み取れます。
下請け受注からネットショップへの転換を目指す方向性は示されていますが、市場全体の構造転換への言及は薄いです。
徳島市の本社所在地は書かれていますが、地域の特性を活かした付加価値創出や地域経済への波及は読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
ネットショップに力を入れて新しい事業の柱を育て、下請け受注の比率を下げていきたいとしている。OPPフィルムパッケージの可能性を探る考えである。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
酒造りに生かせる生物資源の有効活用による製造プロセスの効率的改良を目指し、圧搾、濾過、瓶詰めの各工程を改良した。