多色射出成形機とAI生産計画で不良率を下げ、新製品が70万円を売り上げ
石川樹脂工業株式会社✓ 経産省などの認定・選定
成果2018年12月の発売から3ヵ月で70万円を売り上げました。
AI導入・活用設備導入樹脂成形・金型業務システム・ITIoT・見える化生産管理・工程管理新事業・研究開発新製品・技術開発新商品・新メニュー販路拡大・集客展示会出展
山口県の製造業が、ものづくり補助金で、バイオマス原料とリサイクル原料を使うフィルムの生産ラインを整え、増産に応えられるようになった採択事例です。
石田兵衛株式会社
| 事業者名 | 石田兵衛株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 山口県 防府市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業(別掲を除く) |
| 技術分野 | 機械制御 |
| 従業員数 | 31人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1963年 |
同社は包装資材として使うプラスチックフィルムを製造している。レジ袋の有料化やコロナ禍の影響を受け、早急な販路拡大が課題となっていた。
販路拡大が期待される商材として、植物由来のバイオマス原料やリサイクル原料を使ったエコロジーなポリエチレンフィルム製品に注目が集まっていた。
抱えていた課題
やったこと
バイオマス原料とリサイクル原料を用いた適切な原料配合と印刷工程の工夫により、高品質かつ製造コストを削減したフィルムの製造を目指した。密度の違う原料でも安定して混合できる原料配合機を導入した。
グラビア印刷機には、フィルムの流れのブレを監視しロール角度を自動調整するEPC装置、フィルム上の不具合を即座に察知するIoT監視カメラ、熱シールで連続的なフィルム供給を可能にする紙継装置、紙管への巻取時にフィルム表面の凸凹を防止し1本分の印刷後に自動で反転して次の紙管を巻ける自動巻取機を導入した。
新しい製品・サービス:バイオマス原料・リサイクル原料を用いたエコロジーなポリエチレンフィルム
経費の区分は「機械装置・システム構築費」です。
本事業によって、バイオマス原料やリサイクル原料を用いて原反の製造から加工、印刷までの流れを内製化できる生産ラインが構築された。市町村向けやオリジナルのゴミ袋などの価格競争力を強化する環境が整い、既存取引先の増産ニーズにも応えられるようになった。
リサイクル原料を使ったゴミ袋の製造で、SDGsの実現にも貢献できると見込んでいる。
出た効果の種類(押すと同じ効果の事例へ)
新事業進出・ものづくり補助金
既存のポリエチレンフィルム事業の延長で、バイオマス・リサイクル原料対応を販路拡大の柱に据えている。
HDPEを山口県で製造できるのは同社だけで、リサイクル業者との取引で高品質なリサイクル原料を安定調達できる強みを示している。
バイオ・リサイクル原料で生じる品質低下や印刷ロス、コスト上昇という課題を整理し、原料配合と印刷工程の改善で解決を図っている。
付加価値額や賃上げの具体的な目標値は記載がなく、実現可能性を示す数字が見当たらない。
中央会のコーディネーターや過去採択企業の助言を受けて申請し、受注から納品までの品質管理とスケジュール管理の仕組みを重視している。
お客様のニーズに的確に対応する仕組みづくりを掲げ、既存取引先からの高機能フィルム増産ニーズに応える計画を示している。
新工場建設や食品包装用フィルムへの展開など中長期の事業展開を見据え、生産ラインの活用計画を示している。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
バイオマス・リサイクル原料を用いた環境配慮型ポリエチレンフィルムは製造が難しく、現行設備では対応困難な分野で差別化している。
廃プラを回収しリサイクル業者経由で再生原料化し、ゴミ袋を製造して元の工場へ納入する循環の流れを構築し、地域のリサイクルにも波及する。
補助金額に対する付加価値増加や生産性向上の数値は示されておらず、費用対効果は読み取れない。
IoT監視カメラや自動制御、紙継装置などデジタル技術を活用し、リサイクル原料の循環でサプライチェーンの取り組みにも貢献する。
SDGsへの貢献や環境配慮型製品への転換を掲げ、脱炭素社会に向けたプラスチック製造の構造転換に資する取組である。
山口県で唯一のHDPE製造という地域の強みを活かし、地元のリサイクル業者と連携して雇用と事業を維持・拡大する方向を示している。
自社の強みであるLLDPEとHDPEを武器に、既存取引先からの高機能フィルムの増産ニーズに応える。食品包装用フィルムの製造・加工という新たな事業展開も見据え、新工場の建設も進めている。
以前からものづくり補助金については知っていましたが、申請には時間と労力がかかるため、自力では難しいと感じていました。そこで、過去に採択されている同業他社や中央会のコーディネーターの方からアドバイスをいただきながら本事業に取り組みました。
我々が大切にしているのは、製品の品質確保や安定供給はもちろん、お客様のニーズに的確に対応できる仕組みづくりです。実現のためには、受注から納品までの一貫した品質管理やスケジュール管理が欠かせません。お客様に選ばれ続ける会社であるためには、設備投資による利益追求だけでなく、付加価値を提供する仕組みづくりも重要なテーマだと思っています。
公式の事例集より(原文のまま)
石川樹脂工業株式会社✓ 経産省などの認定・選定
成果2018年12月の発売から3ヵ月で70万円を売り上げました。
AI導入・活用設備導入樹脂成形・金型業務システム・ITIoT・見える化生産管理・工程管理新事業・研究開発新製品・技術開発新商品・新メニュー販路拡大・集客展示会出展
株式会社幸洋製作所✓ 経産省などの認定・選定
成果加工中故障による年間稼働時間が40時間改善でき、年間稼働時間が2%向上しました。
株式会社中島製作所✓ 経産省などの認定・選定
成果加工品のコストが40万円削減された