回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社三祥
| 事業者名 | 株式会社三祥 |
|---|---|
| 所在地 | 香川県 高松市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,接合・実装,機械制御 |
| 従業員数 | 96人 |
| 設立 | 1968年 |
当社はタダノ製大型クレーンの旋回台5種のうち2種の製造を請け負ってきた。タダノが大型クレーンを増産するにあたり製品設計を見直して5種を1種に統合することとなり、本年1月にタダノから製造を全面的に当社へ発注したいと申し入れがあった。国内外でラフテレーンクレーンの需要が高まり、旋回台へのニーズも変化していた。
抱えていた課題
やったこと
溶接ロボット、2軸スライダー、3軸ポジショナーを導入した。人の手では難しい箇所への溶接もロボットが自動で行い、精度と再現性を高めることを目指した。メーカーとオペレーターが何度も対話を重ね、トライ&エラーを繰り返しながら徐々に溶接精度と生産性を上げた。コロナの影響はあったものの、概ね事前に立案した5段階のスケジュールどおりに事業を進めた。
| ロボット | 溶接ロボット(広範囲可動溶接ロボット) |
|---|---|
| その他 | 2軸スライダー |
| その他 | 3軸ポジショナー |
溶接工程の自動化により従来の作業量の3割を削減し、大型製品の溶接工程の効率化に成功した。今後はクレーン関連製品のほとんどを導入設備で請け負える状態になった。タダノからも好反応を得ている。生産性が向上したことで人材育成の時間も確保でき、複数の機械を操作できる多能工を養成してリスクマネジメントもできるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
タダノ製大型クレーン旋回台の製造を2種から統合後まで請け負ってきた取引実績が示される。経営戦略上の明確な位置付けは直接書かれていない。
ラフテレーンクレーン需要の高まりに触れるが、自社の強み・弱みの分析や競争優位性の記述は読み取れない。
生産性と精度を大幅に改善する必要があったという課題認識と、溶接ロボット導入による対応が書かれている。高付加価値化への言及は薄い。
従来作業量の3割削減が示されるが、付加価値額や賃上げの目標値、その実現見込みは書かれていない。
操作従事者が限定されていた課題に対し多能工養成の時間を確保したと書かれるが、体制の具体的な人員配置は不明。
顧客はタダノで取引実績はあるが、製品価値や選ばれる理由を整理した記述はほぼ見られない。
5段階の事業化スケジュールを立て概ね計画通りに進んだと書かれる。トライ&エラーでの改善過程にも触れる。
公開されている事例からは読み取れません。
溶接ロボットによる大型製品溶接の効率化は書かれるが、分野の普及度や高水準の高付加価値化の根拠は示されない。
国内外でのラフテレーンクレーン需要増への対応と書かれるが、波及効果や雇用創出など国が補助する理由は記載がない。
作業量3割削減と人材育成時間の確保は示されるが、補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果の数値はない。
溶接ロボットや自動化は先端的な技術活用とうかがえるが、サプライチェーンへの貢献や新ビジネスモデルは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
香川県高松市の地場企業と読めるが、地域特性を活かした付加価値創出や雇用・成長への牽引は具体的に書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
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