省人化レーザ加工システム導入による多品種微量生産の確立及び暗黙知の技術継承
最新型のレーザ加工機を導入し、既設のマシニングセンタ群とIoTでリンクさせた。
効果:年間のべ7,000時間以上のリードタイムを短縮することができた。
相浦罐詰株式会社
| 事業者名 | 相浦罐詰株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 佐世保市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境,材料製造プロセス |
| 従業員数 | 130人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1949年 |
昭和24年創業の缶詰製造会社で、松浦魚市場の新鮮な魚を使い地場産にこだわったイワシ缶・サバ缶を主力とし、みかん缶・甘夏缶も製造している。九州でも最大規模の缶詰工場で、イワシやサバを主体的に扱っているのは関東以西ではここだけである。シンガポールの営業拠点を中心に海外でも製造・販売を行っている。
抱えていた課題
やったこと
楕円型(イワシ)缶の箱詰め工程の自動化に取り組んだ。導入した「スカラロボット」は、コンベア上にランダムに流れてくる製品を画像処理で形状と位置を計測し、水平多関節ロボットで吸着して箱詰めを行う仕組みである。これまでは複数の従業員が缶の外観検査をしながら箱詰めを同時に行っていた。あわせて遠隔からシステムトラブルなどの状況を監視できる制御システムも導入した。
箱詰めが自動化されたことで作業が効率化し、人員の削減につながった。離れた場所からもシステムの状況を監視できる体制が整った。自動化により会社に新しい風が吹き、従業員の間で工夫を考える意識が芽生えたことは意外な成果だった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
昭和24年創業の地場産にこだわる缶詰製造を継続し、今後も原料の目利きや技術を大事にする方針が示されている。
松浦魚市場の新鮮な魚の使用、九州最大規模の工場、関東以西でイワシ・サバを主体的に扱う唯一の拠点など、強みが具体的に示されている。
人手不足と従業員の高齢化という課題を認識し、後工程の自動化で解決する計画になっている。
付加価値額や賃上げの目標値は記載がなく、生産能力向上の方向性のみが触れられている。
既存の検査・箱詰め作業を担ってきた現場で、遠隔監視できる制御システムを導入する体制が示されている。
顧客ターゲットやニーズの裏付けは触れられておらず、日本および世界に向詰を届けたいという方向のみ言及されている。
イワシ缶の箱詰め自動化という課題に対し、画像処理と水平多関節ロボットを用いた具体的な解決方法が示されている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
イワシの楕円缶は箱詰め自動化が難しいという形状の課題に挑み、高付加価値化を図る取組として読み取れる。
人手不足が激しい地方の食品工場で後工程自動化が喫緊の課題であり、地域の食品製造を支える意義がある。
人員削減につながったとあるが、補助金額に対する付加価値増加や費用対効果の数字は示されていない。
画像処理による形状認識と水平多関節ロボット、遠隔監視できる制御システムを導入し、デジタル技術の活用が示されている。
公開情報では判断できません。
松浦の新鮮な地場魚を活かした和缶製造で、九州最大規模の工場と海外展開を両立し地域経済を牽引している。
来年創業74年を迎える。今後は原料の目利きや製造技術などこれまでの蓄積を大事にしつつ、IoT化を含む新しい設備を導入して生産能力を向上させ、日本および世界中に美味しい缶詰を届けたいとしている。
最新型のレーザ加工機を導入し、既設のマシニングセンタ群とIoTでリンクさせた。
効果:年間のべ7,000時間以上のリードタイムを短縮することができた。
納品物量の増加に対応するため組み立て式冷蔵庫を導入し、納品収納に余裕を持たせるとともに、物の定位置化により物を探す時間を省いた。
効果:導入前後の作業時間・人件費を比較し、月間75万円の削減効果が確認できた。
ボトルネックとなっていた柄合わせ裁断工程と玉縁製作工程に、最新の自動裁断機と自動玉縁機を導入した。
効果:玉縁ポケットのゲージ交換時間 90分→45分