車載モーター用ステーターの巻線とはんだ付けの自動化及び連動化
車載モーター用ステーターの巻線と溶接(はんだ付け)を連続工程とするため、自動機や治具を試作・開発した。
株式会社ウメカワ
成果真直度を大幅に改善した(具体的な数値の記載なし)。
| 事業者名 | 株式会社ウメカワ |
|---|---|
| 所在地 | 鳥取県 西伯郡大山町 |
| 業種 | はん用機械器具・生産用機械器具・業務用機械器具製造業 |
| 技術分野 | めっき |
| 設立 | 1960年 |
1960年に大阪府堺市で自動車部品の加工・製造として創業し、平成12年に現在の株式会社ウメカワとして鳥取県大山町に分離独立した。機械加工に特化し、建機用のコンパクト型油圧システム製品も手がけている。建設機械は低燃費化と操作フィーリング向上が求められ、より高性能なマルチコントロールバルブの必要性が高まっている。
抱えていた課題
やったこと
部品を組み付けた状態でのマシニングセンター加工方法を確立し、真直度を大幅に改善した。ホーニングのツールには、フロントガイドとバックガイト部を設けた仕様のツールを新たに作製した。超音波洗浄機でスプールやスプール穴のミクロン台のクリアランス部を洗浄し、清浄度・コンタミレベルを改善した。スプール穴の仕上げ(バリ取り)には内視鏡を導入し、細部まで詳細な検査を可能にした。さらに脱脂・塗装処理施設を建設し、危険物の資格取得や消防施設の許可を経て、機械加工から塗装、検査まで一貫して対応できる体制を整えた。
新しい製品・サービス:ホイールローダー用のKML35Bとパワーシャベル等の油圧バルブを、機械加工からホーニング、塗装、組立、運転試験まで自社で完了して納品する一気通貫の生産体制。
マシニングセンターでの加工方法の確立により真直度が大幅に改善し、スプール穴の高精度加工技術が確立された。試作品は顧客から高い評価を受け、ホイールローダー用KML35Bは建機メーカーから量産移行の承認を得て本格的な量産対応を開始することになった。一方で、機械加工、バリ取り、ホーニング、組立、運転試験の各工程の工数が当初想定より膨らんでおり、工程の合理化を進めている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
1960年創業から機械加工に特化し油圧製品へ展開した経緯があり、一貫性はうかがえるが経営戦略上の位置付けの記述は薄い。
建設機械の低燃費化・操作フィーリング向上という外部要請と高精度加工技術への言及はあるが、競争優位の定量的な比較は書かれていない。
真円度1μ・円筒度1.5μなど課題を数値で示し、一気通貫の製造体制で塗装まで内製化する解決策を具体的に述べている。
付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、量産移行の承認を得たという事実のみがうかがえる。
社長以下4名の体制と、危険物資格取得や技術者育成を行った旨が具体的に書かれている。
顧客は建機メーカーで量産移行承認を得た点は読み取れるが、選ばれる理由の整理は具体性が薄い。
KML28Aの塗装量産化課題と新たな対応検討に触れているが、スケジュールや解決方法は示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
建機用マルチコントロールバルブの高精度加工で、同分野で高水準の品質を備えた部品を提供する点はうかがえる。
新たな需要の確保や雇用への言及がわずかにうかがえるが、国が補助する理由の記述は乏しい。
補助金額に対する付加価値増加や費用対効果の数値は示されておらず、わずかにうかがえる程度。
内視鏡や超音波洗浄機の導入など検査の高度化は書かれているが、先端デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は薄い。
建設機械の低燃費化への対応が述べられ、国内の一気通貫製造体制への転換がわずかにうかがえる。
鳥取県大山町での地域拠点化はうかがえるが、地域経済成長を牽引する具体的な数値や効果は書かれていない。
KML28Aについては塗装などの量産化に向けた課題があり、新たな対応を検討中である。一気通貫の生産体制により今後の需要拡大が本格化しつつある。
車載モーター用ステーターの巻線と溶接(はんだ付け)を連続工程とするため、自動機や治具を試作・開発した。
羽根回転によるせん断力とミル機能を一体化した微細化装置の試作・開発に取り組んだ。
「CNC複合旋盤」(①580mm、φ1,025mmまでの丸物加工が可能)を導入し、炭素繊維を素材とする製品の市場投入を図った。
効果:製造工程数 3工程→1工程