多品種小ロット、短納期の生産体制を実現
生産工程を改善するため、高性能の研磨設備を2台導入し、消耗品・部品を共通化するとともに、1台に不具合が生じても生産に影響が出ないようにした。
効果:塗装の乾燥時間 2日→0.67日
株式会社アクトエンジニア
成果ドリル加工時間の半減
| 事業者名 | 株式会社アクトエンジニア |
|---|---|
| 所在地 | 鳥取県 米子市 |
| 業種 | はん用・生産用・業務用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 金属プレス加工 |
| 設立 | 1972年 |
昭和47年に冶具の金型製造業として創業し、その後法人化した。各種省力機械や精密機械部品の切削加工を中心に県内外から受注している。小ロット・短納期の時代に合った精度の高い試作品の作成や、一品ごとの製品加工の受注が多く、受注は堅調に推移している。大量受注には対応できないが、精度の高い試作品の作製で取引先から高い評価を得ている。
抱えていた課題
やったこと
新型のマシニングセンタ(MC)を導入し、加工時間の短縮に取り組んだ。穴あけ加工テストでは、機械自体の位置決め精度が高いためセンター穴が不要になり、40mmの穴を直接加工できるようになった。ドリル加工時間は半減し、仕上げ面の面粗度も向上した。ミーリング加工テストでは、導入機のエアブラスト機能を使い、エアーの最適な吹きつけ位置と角度を繰り返し試して確認した。
直接40mmの穴を加工できるようになり、ドリル加工時間は半減した。仕上げ面の面粗度も向上した。ミーリング加工では切りくず排出効率が高まり、加工速度が3割程向上する見込みが示された。小ロット・短納期の受注や医療機器等の依頼に対応できる体制が整った。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
昭和47年創業の冶具金型製造から切削加工へと事業を続けてきた経緯は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。
小ロット・短納期需要に合わせ、精度の高い試作品作製や一貫対応が強みと明記され、取引先からの評価も示されている。
既存設備では医療機器等に対応できない課題が書かれ、高精度化と短納期化を図るとあるが、成長への具体的な計画は薄い。
穴あけ加工時間が半減、加工速度が3割程向上など数値目標に近い成果が示されており、導入効果の見込みは具体的。
代表取締役のコメントや設計から研磨までの一貫体制は読み取れるが、補助事業の遂行体制や人材配置の記述は少ない。
高精度・短納期・1個から対応できることが強みとして示されるが、顧客ターゲットの整理は限定的。
設備導入後の新たな顧客獲得や将来展開への言及はあるが、遂行スケジュールや課題解決の方法は書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
医療機器など高付加価値分野への対応をうかがわせるが、市場の認知度や高価格化の水準は書かれていない。
公開情報では判断できません。
加工時間半減や加速の効果は示されるが、補助金額に対する付加価値増加の数値は書かれていない。
公開情報では判断できません。
医療機器分野への対応が示されるが、日本経済の構造転換に資する点は明示されていない。
鳥取県米子市の県内企業として地域の受注を担うとあるが、地域経済への波及効果は具体的に書かれていない。
高度化、精密化、短納期化する受注内容に対応でき、導入後は新たな顧客も生まれ、将来的な事業展開に大きな戦力になると見込んでいる。
弊社は、設備的にも大規模な機械設備を保有しているわけでもなく、人員も少ないことから、大量の受注には対応できませんが、ワイヤーカット加工機、NC細穴放電加工機、型彫り放電加工機、マシニングセンタなど豊富な設備と、長年の経験・実績によるものづくりを丁寧に行ってきたことから、量的にも納期的にも厳しいですが1個の注文から対応でき、短納期、高精密が当社の強みかもしれません。今回の設備導入は、高度化、精密化、短納期化する受注内容に対応いたもので、導入後には新たな顧客も生まれるなど、将来的な事業展開に大きな戦力になると確信しています。
公式の事例集より(原文のまま)
生産工程を改善するため、高性能の研磨設備を2台導入し、消耗品・部品を共通化するとともに、1台に不具合が生じても生産に影響が出ないようにした。
効果:塗装の乾燥時間 2日→0.67日
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
旭化成建材の土台伏図・平面図をもとにしたパーツリストを用い、パソコン装備の板取りシステムで板取りを行う切断加工機を導入した。
効果:作業時間 6時間→1時間