多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
株式会社オービット
| 事業者名 | 株式会社オービット |
|---|---|
| 所在地 | 島根県 出雲市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 発酵 |
| 従業員数 | 19人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 2001年 |
株式会社オービットは出雲市湖陵町の工場で、NC旋盤やマシニングセンタなどを用いた機械加工を行い、X線分析装置や半導体製造装置などの産業機械メーカーに製品を供給している。多品種少量、短納期の受注に対応し、高精度の品質で信頼を築いてきた。複合加工を得意とし、製品は複雑な加工を施した金属製のリングや小さな歯車などが中心である。市場では、より高精度、短納期の要求が高まっている。
抱えていた課題
やったこと
従来2台の機械で行っていた工程を、ミーリング機能付き複合旋盤の導入により集約し、旋盤とマシニング加工を同時に行える体制を整えた。工程の集約により、加工途中の製品を機械に脱着する回数が減り、傷が入るリスクも低減した。その後、マシニングセンタを増設し、製造途中の製品が滞留していた工程を改善した。さらに複合加工機の導入を計画している。
工程の集約により加工時間が大幅に短縮され、加工途中の製品の付け替え回数が減って品質が向上した。加工時間の短縮によりコスト競争力が高まり、生産能力も向上した。人的、機械的にも顧客の要求に柔軟に対応できる余裕が生まれ、製品精度と価格のバランスで顧客満足度も高まっている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
創業以来の機械加工事業の延長で複合加工へ進み、既存2台の工程集約と次の複合加工機導入計画が記載されている。経営戦略上の位置づけは概ね読み取れる。
高精度・短納期を求める市場動向と、多品種少量・短納期対応、品質重視の方針が書かれている。競争優位の根拠としての具体性は限定的。
工程集約で加工時間を大幅短縮し、傷リスクも低減したと記載され、マシニングセンタ増設や製造滞留の改善にも触れている。課題と対応の関係は具体的に読み取れる。
加工時間の大幅短縮とコスト競争力向上が書かれているが、付加価値額や賃上げの目標数値は示されていない。
従業員19名、ISO9001認証取得、三次元測定器による検査体制など実施体制の記載がある。補助事業を遂行する人材配置には触れていない。
多品種少量、高精度、短納期の受注対応と顧客の満足や取引先からの評価が書かれている。ターゲット顧客は産業機械メーカーと示されている。
複合加工機の導入計画や中国エリアへの市場拡大方針が書かれているが、スケジュールや課題解決の方法は示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
複雑形状の金属製リングや小さな歯車など、高精度加工を要する製品であることは読み取れる。同分野での高水準の高付加価値化を示す数値は見当たらない。
地元メーカーとの取引拡大や出雲工場の地域での役割がうかがえるが、経済波及や雇用創出への言及は乏しい。
補助金額や付加価値増加額、生産性の数値は書かれていない。加工時間の大幅短縮という定性的な効果のみ記載されている。
公開情報では判断できません。
公開情報では判断できません。
出雲市湖陵町の工場で地元メーカーとの取引が広がっていると記載されるが、地域の特性を活かした雇用や成長への言及は限定的。
設備導入の成果を踏まえ、大阪エリアに加え中国エリアにも市場を広げる方針で、営業展開を強化していく。多品種少量生産、短納期という状況の中でも利益を確保できる生産体制を強化するつもりである。
当社としては、いたずらにコスト競争に走るより、高品質で勝負したい。製品の付加価値をより高め、利益を生み出していきたい
公式の事例集より(原文のまま)
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
過熱水蒸気を利用した梅加工設備一式を購入し、製品の試作開発と成分分析を行った。
効果:糖度 7.7%→8.6%
従来のシラスを膨らませる方法ではなく、シラスを溶融させて球状粒子を製造する新しい製造方法を考案し、確立した。