シラス(火山灰)を用いた微小な高強度バルーンの試作開発
従来のシラスを膨らませる方法ではなく、シラスを溶融させて球状粒子を製造する新しい製造方法を考案し、確立した。
株式会社スズキ麺工
成果ロール製作の日数 10日→1日
| 事業者名 | 株式会社スズキ麺工 |
|---|---|
| 所在地 | 岡山県 浅口市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 65人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1922年 |
1922年創業のそうめん製造業者で、その後製麺機の開発・製作に参入し、現在は大手食品メーカーをはじめ全国約1,000社に製麺機を納入している。近年、大手食品メーカーからは食味や食感へのこだわり、納期短縮、コスト削減をこれまで以上に求められるようになった。同社は食感を向上させる真空ミキサーを独自に開発したが、高精度部品の加工を外注に頼っていた。
抱えていた課題
やったこと
高い寸法精度を出せる円筒研磨機を導入し、真空ミキサーの羽根軸や製麺機ロールなどの研磨加工を外注せず自社で行うこととした。麺を切る切刃は旋盤加工後、両端をわずかに細く絞るクラウニング加工などに円筒研磨機を使用し、求める加工精度が出せるよう調整を行った。研磨機は既存の汎用旋盤では不可能な1/1,000mmまでの加工精度を出せる。完全内製した部品を使って新型の真空スーパーミキサーを製作し、顧客の求めるコシやツルツル感を実現するため試作検討を繰り返した。
新しい製品・サービス:真空スーパーミキサー(新型)
円筒研磨機の導入により、高い寸法精度や平滑性が求められる部品を社内で一貫製作できるようになった。ロールの製作は外注時の平均10日前後から最短1日に短縮され、切刃の加工時間も約半分になった。真空状態を高めたミキサーは小麦粉と水の吸着がよくなり、コシが強く伸びのよい生地を生産できるようになった。回転軸の平滑度が高まったことで摩耗による部品交換の頻度も減り、製麺の質・コスト・納期の全てで顧客ニーズに応えられるようになり、大手メーカーからも高い評価を得た。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
創業以来の製麺機開発・製作の延長で、真空ミキサーや内製化に取り組んだと読めるが、経営戦略上の位置づけは明記されていない。
大手食品メーカーから食味・食感・納期・コスト削減を求められ、自社が製麺業者として細かなこだわりを理解できる点を強みとしている。
外注コストと日数がかさむ課題を認識し、円筒研磨機で内製化した結果、ロール製作が平均10日から最短1日になった。
切刃の歪み取り・テーパー加工が5時間から2.5時間に短縮と数値はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
従業員65人の規模と、製作を社内で一貫して行う体制がうかがえるが、補助事業の遂行体制については書かれていない。
大手メーカーからの高い評価やコシ・ツルツル感の実現を強調しているが、ターゲットや需要の裏付けは具体的でない。
試作検討を繰り返したとあるが、中長期の課題検証や今後のスケジュールは書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
真空ミキサーは独自開発と書かれるが、製麺機分野の普及度や高付加価値化の水準を示す記述は少ない。
公開情報では判断できません。
摩耗による部品交換の頻度削減や外注費削減が記されるが、補助金投入額に対する効果の数値は示されていない。
省力化・ロボット化の相談増加や竿掛け麺回収ロボットの開発中とあり、デジタル技術活用の方向性がわずかにうかがえる。
公開情報では判断できません。
岡山県浅口市の地域企業であることは示されるが、地域の特性を活かした雇用創出や成長への言及は乏しい。
人手不足を背景に顧客から省力化・ロボット化の相談が増えており、そのニーズに応えるためさらなる開発を進める。竿に掛けて乾燥させた麺を回収するロボットの開発が進行中である。顧客の要求は厳しいが、自らも製麺業者であるため細かなこだわりを理解できることを強みとし、難題に応えて信頼を得て他社との差別化を図っていく。
従来のシラスを膨らませる方法ではなく、シラスを溶融させて球状粒子を製造する新しい製造方法を考案し、確立した。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
バレルの変形による挟まり不良を防ぐため、長期間にわたり変形の少ないC社製バレルに更新した。