シラス(火山灰)を用いた微小な高強度バルーンの試作開発
従来のシラスを膨らませる方法ではなく、シラスを溶融させて球状粒子を製造する新しい製造方法を考案し、確立した。
柿原工業株式会社
成果めっき液の寿命 1倍以上→4倍以上
| 事業者名 | 柿原工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 広島県 福山市 |
| 業種 | 一般機械器具製造業 |
| 技術分野 | めっき |
| 従業員数 | 240人 |
| 資本金 | 9,000万円 |
| 設立 | 1962年 |
当社は創業以来、金型・成形・表面処理・塗装・組立までの一貫生産体制を組んでいる。4年前から艶消しめっきの量産化を再開し、金属光沢感をもつ艶消しめっきとして展示会や営業で販路を開拓した。
抱えていた課題
やったこと
艶消しめっき添加剤を現状使用品以外も含めて選定し、ハルセル試験で検証した。レーザー顕微鏡による表面性状測定で表面の粗さ、光沢度、分光測色を測り、色調の数値化を検討した。艶消しニッケルめっき液の長寿命化も検討し、テストピースと金型でのめっき試験を行った。
新しい製品・サービス:自動車用樹脂部品のめっき技術「プラチナサテン チタニウム」を開発し、グレー調の濃い深みのあるチタン調の色を出せるようにした。
艶消しめっき添加剤の検証により、従来工法の4倍以上のめっき液の長寿命化と安定した質感・色感の維持継続の可能性を見出した。テストピースや金型の試験では色調レベル0の光沢めっき品から色調レベル6の艶消え度合が強いサンプルまで試作できた。量産工程への適用可能性が確認され、質感・色感の向上は75%の達成率とみている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
4年前から艶消しめっきを量産化し、展示会PRや営業で得た要望を開発のきっかけにしており、既存事業との一貫性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けの記述は薄い。
展示会での『金属光沢感』『粒子感を抑えた質感』の要望や、自動車ドアハンドル採用、プラチナサテン技術の独自性が書かれ、強みと市場の関係はうかがえる。
課題として艶消し剤の経時変化による粒子感を示し、添加剤変更・レーザー顕微鏡による数値化・液の長寿命化という対策を具体的に挙げている。
4倍以上のめっき液寿命化の可能性と目標達成率75%が示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
自社のみで対応していると書かれており、体制の詳細は示されず、人材や事務処理能力の記述はほとんどない。
本物のアルミ金属を削り出したような外観という価値、自動車用途、展示会での顧客要望が書かれ、ターゲットと選ばれる理由が読み取れる。
添加剤の検証、表面性状の数値化、液の長寿命化という段階的な検討内容と、テストピースでの色調レベル0~6の試作が示されている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
プラチナサテンのような金属光沢を樹脂めっきで出せる点や、従来のアルミ調からチタン調へ広げた高付加価値化が具体的に書かれている。
市場拡大や自動車部品への採用は書かれるが、波及効果や雇用創出など国が補助する積極的理由は明示されていない。
液寿命4倍以上や目標達成率75%は示されるが、補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果の数値は書かれていない。
表面性状のレーザー顕微鏡評価システムの活用はうかがえるが、サプライチェーンへの貢献や新ビジネスモデルの記述は乏しい。
公開情報では判断できません。
広島県福山市の企業であることはわかるが、地域の特性を活かした雇用や地域経済への波及は明示されていない。
本補助金事業を通じて質感が良く安定した品質を目指す。プラチナサテンとの3価クロムを組み合わせ、極寒地域のサテンめっき部品への対応も可能となっている。
従来のシラスを膨らませる方法ではなく、シラスを溶融させて球状粒子を製造する新しい製造方法を考案し、確立した。
過熱水蒸気を利用した梅加工設備一式を購入し、製品の試作開発と成分分析を行った。
効果:糖度 7.7%→8.6%
窒素ガス等充填装置を付設した自動式パックシールマシンを開発した。
効果:クレーム件数 50件/年→0件/年