多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
| 所在地 | 広島県 三次市 |
|---|---|
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 繊維加工 |
| 従業員数 | 8人 |
| 設立 | 1992年 |
主にレーシングカーやジェットスキー等のCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製部品を製作している。熱硬化性樹脂を含浸させた繊維を加圧・加熱下で成形するオートクレーブ成形法を採用し、強度・軽量化・耐熱性を兼ね備えた製品を製造している。自動車レース用部品の受注により繁忙期と閑散期の差があった。
抱えていた課題
やったこと
マシニングセンター1台を導入し、メーカーの操作トレーニングセミナーを受講して機器の操作や切削加工の基礎を習得した。CAD/CAMソフト1式を導入し、工具経路(NCデータ)の作成と製品設計を行うため、ソフトの操作講習会で工具経路の作成やモデリング手法を習得した。成形型のCADモデルを作成し、CAD/CAMで工具経路を作成してマシニングセンターで成形型を加工した。その型を用いて自動車用CFRPドアミラーカバーを試作した。また広島県立総合技術研究所西部工業技術センターと契約し、熱可塑性CFRP平織物積層板端部の切削加工を実施して、被削材加工面の表面粗さと工具摩耗状況、切削距離の相関関係を明らかにした。
新しい製品・サービス:自動車用CFRPドアミラーカバー
自社で機械加工によりCFRP部品用成形型を製作できるようになり、型の外部委託をなくして一連の工程をワンストップ化した。自社で製作した型で設計通りのCFRP製ドアミラーカバーを試作できた。CFRP平織物積層板の端部トリム加工の加工条件を確立し、切削長さと表面粗さによる品質管理と工具寿命の予測による適切な工具交換が可能になった。今後は多様な分野のCFRP製品の製作やオリジナル製品の開発に力を入れていく。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
CFRP製品の成形型製作を外部委託から自社化し、既存のレース部品受注との一貫性がうかがえる。経営戦略上の位置付けは明示されていない。
自動車レース用部品の受注と繁閑差に触れ、自社の強みとしてCFRP成形の実績を挙げている。市場動向の分析は具体的に書かれていない。
型製作の外部委託による納期長期化とコスト増を課題として明示し、自社加工で短納期化・コスト削減を図る方針が示されている。
ドアミラーカバーの装着率を5年で1%から2.0%へ増加と予測し、5年後に3,840万円規模の売上を目指す目標が示されている。
メーカーの操作セミナーやソフトの操作講習会を受講し、広島県立総合技術研究所と契約した体制が書かれている。人材の人数などは不明。
自動車用CFRPドアミラーカバーを左右セット約12,000円でネット販売する想定と、ターゲットとなる自動車ユーザーの個性化ニーズが示されている。
試作、端部切削技術の確立、今後の多分野展開という段階は示されているが、スケジュールや課題解決方法の詳細は乏しい。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
CFRP製品は高強度・軽量の高付加価値品とされるが、市場での普及度や高価格化の水準を比較するデータは示されていない。
CFRP製品市場の拡大に触れ、自動車や航空機など多分野への展開を述べるが、雇用や波及効果への言及は乏しい。
マシニングセンター等の導入による生産サイクル短縮とコスト低減を挙げるが、補助金額に対する付加価値増加の数値は書かれていない。
CAD/CAMとマシニングセンターによる成形型加工のワンストップ化を実現したと記載され、デジタル活用の要素はある。
CFRP製品市場の拡大を見込み多分野へ進出する方針がうかがえるが、日本経済の構造転換への言及はない。
広島県三次市の企業でCFRP製品を製作しているが、地域の特性を活かした経済成長への具体的な記述は少ない。
自動車ユーザーの個性化ニーズで自動車用ドアミラーカバーの装着率が5年間で増加すると予測している。5年後に3,840万円規模の売上を目指す。今後はCFRP製品の市場拡大を見込み、自動車・航空機・医療・介護・工芸品・アート作品など様々な分野のオリジナル製品の開発・製作に力を入れていく。
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
熱風装置付加キュポラを導入し、熱交換器で常温の風を高温の熱風に変えてキュポラ内に送り、熱効率を上げた。
効果:出湯温度 1,480℃→1,499℃