自社製工作機械「カシメ機」の改良による製造コストの低減と高機能化の実現
市販の汎用部品を使えるよう設計を変更し、特殊サイズの専用部品を減らした。
効果:製造コスト 100%→50%
株式会社医療福祉工学研究所
| 事業者名 | 株式会社医療福祉工学研究所 |
|---|---|
| 所在地 | 山口県 宇部市 |
| 業種 | その他のサービス業 |
| 技術分野 | 電子部品・デバイスの実装 |
| 従業員数 | 12人 |
| 資本金 | 1,500万円 |
| 設立 | 2004年 |
当社は山口大学発のベンチャーで、医療・福祉分野の機器やシステムの商品化・販売を行っており、主力は遠隔読影事業である。遠隔読影事業は契約医療機関から送られたCT・MRIなどの画像を山口大学の専門医が診断する仕組みで、売上は順調に伸びてきた。一方、睡眠時無呼吸症候群が原因の交通事故が社会問題となり、SAS患者向けの睡眠状態モニタリングのニーズが高まるなど、睡眠関連ビジネスの市場は年々増加している。
抱えていた課題
やったこと
まず専門家の助言を受けながら、低侵襲かつ効率的な計測方法の調査・検討を行った。そのうえで、オープンソースのソフトウェアを活用し、従来品より睡眠状態を簡易かつ高精度に計測できる寝息計測用デバイスを試作・開発した。次に、計測デバイスで録音した聴音データをシステムサーバーへ送る携帯端末用のデータ収集アプリと、聴音データの管理・解析を行うWebサーバアプリケーションを設計・開発した。聴音データの解析方法は山口大学理工学研究科へ委託し、無呼吸症候群の検出アルゴリズムを作成した。最後に、試作したシステムの検証実験と評価を行い、専門家の助言も受けながら処理動作の改良とバグの修正を行った。
新しい製品・サービス:睡眠健康管理システム(寝息計測による睡眠ヘルスケアシステム)
従来は病院への入院が必要で、検査結果が出るまで約1週間かかっていた。本事業で自宅での計測が可能となり、起床後すぐに計測結果が分かるシステムを試作・開発したことで、検査結果が出るまでの時間を短縮し、患者の肉体的・精神的負担を軽減できた。また、費用も従来の検査と比べて大幅に下げられると見込んでいる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
遠隔読影事業など既存事業の延長として睡眠分野へ進出している旨は書かれているが、経営戦略上の位置づけは具体的に示されていない。
SAS増加や従来装置の身体負担・高額さ、簡易睡眠計の精度問題が挙げられ、市場課題は読み取れるが自社の強みとの関係は薄い。
従来検査の入院や1週間の結果待ちという課題と、自宅計測・起床後即結果という解決策は示されているが、事業計画としての詳細は薄い。
付加価値額や賃上げに関する数値目標は書かれておらず、わずかに費用削減や時間短縮の方向性がうかがえる程度。
山口大学の研究室への委託や専門家の助言を受けた体制は書かれているが、社内の人員規模や事務能力の具体は薄い。
運輸業のドライバースクリーニングや在宅医療、介護など顧客候補は挙げられているが、選ばれる理由の整理は不十分。
今後の課題として操作簡略化や精度向上、データ収集の継続が挙げられ、事業化への流れは示されるが時期や方法は不明確。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
睡眠関連市場は年々増加傾向とあり成長分野だが、従来型より廉価で高精度という点の高付加価値性は具体的数値で示されていない。
交通事故の社会問題化とSAS患者の見守りニーズに触れており、社会的必要性はうかがえるが経済波及効果の記述はない。
費用を従来より大幅に下げられると考えているとあるが、補助金投入額に対する効果の数値は示されていない。
録音した寝息の解析や携帯端末とサーバーを使うデジタル活用が示され、医療分野の新しい仕組みとしてうかがえる。
睡眠ヘルスケアという成長分野への進出はうかがえるが、日本経済の構造転換への言及は書かれていない。
公開情報では判断できません。
今後は計測時の操作の簡略化、機器の精度向上、計測結果の表示の分かりやすさ改善が課題である。運輸業界のドライバーのスクリーニング検査、在宅医療の状態モニタリング、介護現場の介護者疲労モニタリングや被介護者見守りサービスなどの市場を有望と考えており、展示会出展やモニター利用を通じてニーズを深掘りし、改良・追加開発と事業化を進める予定である。
市販の汎用部品を使えるよう設計を変更し、特殊サイズの専用部品を減らした。
効果:製造コスト 100%→50%
従来のシラスを膨らませる方法ではなく、シラスを溶融させて球状粒子を製造する新しい製造方法を考案し、確立した。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年