多品種小ロット、短納期の生産体制を実現
生産工程を改善するため、高性能の研磨設備を2台導入し、消耗品・部品を共通化するとともに、1台に不具合が生じても生産に影響が出ないようにした。
効果:塗装の乾燥時間 2日→0.67日
白井興業株式会社
成果従来プロセスと比較して加工時間を約6割短縮
| 事業者名 | 白井興業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 山口県 光市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 35人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1948年 |
当社は昭和22年創業で、機械設備と製缶技術を生かしたワンストップの超短納期対応を強みとし、主に大手鉄鋼メーカー向けに製鉄関連設備の修繕・整備や部品製作を手がけている。大手鉄鋼メーカーはグローバル競争の激化を受け、国内生産品について高品質・多品種少量・短納期の対応を求めており、当社への要請も超短納期化・高度化・複雑化が進んでいた。
抱えていた課題
やったこと
最新鋭の「NCロータリーテーブル付マシニングセンタ」を導入し、角度変更から加工までを一連の工程で行えるようにして、他設備への移動や職人の手作業といった工程を集約した。さらに、標準設定の加工プロセスを製品ごとに手動で調整し、切り込み位置・深さ・速度などを最適化することで、リードタイムのさらなる短縮を図った。これにより従来設備での加工時の角度変更やばらつきを解消し、加工精度を格段に高めた。
導入した設備とプログラム最適化により、従来プロセスと比べて加工時間を約6割短縮できることを確認した。量産時には全体で約2割のコストダウンが見込める。高精度かつ短納期で単品オーダーメイド加工に対応でき、新規分野や新規顧客の開拓にも活用できる。緊急補修の加工時間短縮は製鉄設備の休止時間削減につながり、顧客の損失低減にも貢献する。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
既存の切削加工設備と高度な加工技術の必要性を認識し、最新鋭設備導入を経営上の対応として位置付けている。
超短納期・高精度加工を強みとし、大手鉄鋼メーカーの海外差別化要請に応える点で、競争優位の根拠が具体的。
手作業や設備移動の工程を集約し、加工時間を約6割短縮、薄板圧延ロール補修は20時間から14時間へと課題解決の効果が数字で示されている。
加工時間約6割短縮、量産時約2割のコストダウンを検証済みとして示し、目標の実現性を裏付けている。
人材育成に力を入れる理念や従業員数は触れているが、補助事業を遂行する具体的な体制の記述は薄い。
大手鉄鋼メーカーの超短納期・高品質要請というニーズを裏付け、ロールやシャフトの製作補修という顧客ターゲットが明確。
NCロータリーテーブル導入、工程集約、プログラム調整という遂行方法と段階的な手順が整理されている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
従来設備では困難な複雑形状・難削材の単品オーダーメイド加工に対応し、高精度・短納期で高付加価値化を図っている。
製鉄設備の休止時間短縮に貢献し、顧客の損失削減という社会的な波及効果が述べられている。
加工時間約6割短縮と約2割のコストダウンが見込まれ、投入に対する効果が示されている。
高精度加工技術の確立は述べられているが、デジタル技術や新ビジネスモデルによるサプライチェーン全体への貢献は薄い。
公開情報では判断できません。
山口県の地域企業として製鉄関連の修繕・部品製作を手掛け、他製鉄所や近隣プラントへの展開で地域の事業機会を広げている。
本設備で実現した短納期化・高精度加工を強みに、他の製鉄所からの受注拡大を見込むとともに、近隣プラントでも強みを発揮し、新たな顧客獲得と市場拡大を期待している。
生産工程を改善するため、高性能の研磨設備を2台導入し、消耗品・部品を共通化するとともに、1台に不具合が生じても生産に影響が出ないようにした。
効果:塗装の乾燥時間 2日→0.67日
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%
車載モーター用ステーターの巻線と溶接(はんだ付け)を連続工程とするため、自動機や治具を試作・開発した。