バレルめっき工程の改造およびめっき条件の最適化
バレルの変形による挟まり不良を防ぐため、長期間にわたり変形の少ないC社製バレルに更新した。
泉ダイス株式会社
| 事業者名 | 泉ダイス株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 山口県 山口県熊毛郡平生町 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 金型 |
| 従業員数 | 25人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 2000年 |
国内市場の縮小とグローバル化の進展により、海外メーカーとの競争が激化している。多品種少量・短納期・値下げへの要請や、トレーサビリティ管理・コンプライアンス強化により、企業に求められる管理・要求水準は一段と高まっている。当社は紙ベースでの工場管理が主流であり、中小・零細企業が抱える共通の課題でもあった。
抱えていた課題
やったこと
製造現場の声を反映させながら、現場での運用・検証・改善を繰り返す手法で、製造実行システム(MESソリューション)を自社で独自に開発した。この手法により顧客先でのカスタマイズがほぼ不要となり、低価格・短期導入を可能にした。バーコードのみで操作できるよう、シンプルで使いやすさにもこだわった。刻印装置でQRコードを刻印し、ロット・トレース管理(ロット履歴情報追跡)を可能にした。バーコードリーダー(タブレット端末)を実装し、ロット別・工程別の進捗・実績管理を可能にした。DNCシステムにより1端末でMCプログラムを一元管理し、同じ図面番号であれば新たにプログラムをセットしなくても自動で繰り返し加工できるようにした。
新しい製品・サービス:製造実行システム(MESソリューション)
製造現場に合わせた独自システムにより、受注から納品までの工場管理をシステム化し、情報の見える化と共有化を実現した。ロット・トレース管理を実現し、現代の市場要求にも対応できるようになった。進捗・実績・納期管理の効率と精度が上がり、不良発生や納期遅れのリスク低減が期待されている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
平成23年からシステム開発事業を展開し、紙ベース管理からの課題認識が書かれているが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
超精密分野や培った技術を基に製造現場向けシステムを開発したとあるが、市場動向や競争優位の根拠は具体的に示されていない。
紙ベース管理によるミスや納期遅れという課題を認識し、受注から納品までの工場管理をシステム化して見える化する対応が書かれている。
付加価値額や賃上げの目標値は示されておらず、わずかに経営効果や継続収益への期待がうかがえる程度。
現場の声を反映しながら自社で開発・運用検証を繰り返した手法は書かれているが、人員や事務体制の詳細は読み取れない。
多品種少量・短納期の製造現場に合わせ、バーコード操作の簡便さや低価格・短期導入が特徴として整理されている。
今後の展望として未導入市場の新規開拓と保守契約の構想が書かれているが、スケジュールや課題解決方法は示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
汎用パッケージでは対応しにくい多品種少量生産向けに独自開発したMESで、同分野での差別化が示されている。
中小・零細企業の共通課題の解決をうたうが、波及効果や雇用創出などの国が補助する理由は具体的に書かれていない。
低価格・短期導入やリスク低減への期待は書かれているが、補助金額に対する付加価値増加などの数値は示されていない。
QRコード刻印やバーコードリーダー、DNCを組み合わせたロット・トレース管理で、製造現場のデジタル化を進めている。
多品種少量・トレーサビリティ需要への対応がうかがえるが、日本経済の構造転換への言及は乏しい。
山口県平生町の企業である点はうかがえるが、地域の特性を活かした雇用や経済成長への言及は薄い。
製造業をターゲットに、製造実行システムの未導入市場の新規開拓を行う。経営効果が現れれば、保守メンテナンス契約による安定したシステム稼働と業務改善の提案が可能となり、Win-Winの関係で将来にわたる双方の収益確保が期待できる。
バレルの変形による挟まり不良を防ぐため、長期間にわたり変形の少ないC社製バレルに更新した。
生産工程を改善するため、高性能の研磨設備を2台導入し、消耗品・部品を共通化するとともに、1台に不具合が生じても生産に影響が出ないようにした。
効果:塗装の乾燥時間 2日→0.67日
高精度測定機「CNC形状・寸法測定機」を新規に導入した。
効果:不良率 15%→0%