南部鉄器の表面処理プロセスの強化による納期短縮化
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
日本システム開発株式会社
成果半導体の実装面積は、従来品と比べて約3割に抑えることが可能となった
| 事業者名 | 日本システム開発株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 徳島県 徳島市 |
| 業種 | 情報サービス業 |
| 技術分野 | 位置決め |
| 従業員数 | 60人 |
| 設立 | 1974年 |
センサデバイスの世界市場は2011年の3兆3,000億円から2020年には4兆5,000億円に拡大すると予想されている。位置検出センサの市場もセンサ市場全体の25%を占めると考えられ、増加が見込まれていた。一方、センサを用いて位置や速度を制御する工作機械・工作用ロボットでは新興国メーカーの台頭が顕著となっていた。
抱えていた課題
やったこと
発振回路と積算回路を有する高周波半導体の基本設計を行い、動作シミュレーションで基本設計相当の高周波特性を確認した。コストの安いシリコンを使い、6〜8インチウェハ上に回路を形成して半導体素子を製作し、パッケージ化した。ICソケット付き基板を製作して性能試験を行い、外部のインダクタンスに接続して位置決め用センサに最適な半導体を選別した。低コスト化のためガラスエポキシ基板でコイル基板を製作し、半導体を実装して位置決め用半導体センサとして完成させた。9品種の半導体を試作して比較評価し、最適パラメータを確認した。
新しい製品・サービス:小型・低コストの位置決め用半導体センサ
発振特性に優れた半導体の開発と、量産に向けたパッケージ試作により、製品の低コスト化と小型化が実現可能になった。半導体の実装面積は従来品の約3割に抑えられ、量産化への要求にも対応しやすくなった。外乱ノイズへの安定性や信頼性についても確認し、特性に問題がないことを判断した。今後2年以内に量産を軌道に乗せ、従来品の10倍の製造数を目指す。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
事例には位置決め用センサ開発の経緯はあるが、過去の取組との一貫性や経営戦略上の位置付けは書かれていない。
市場規模が2011年3兆3,000億円から2020年4兆5,000億円に拡大と予想され、新興国メーカーの台頭にも触れており外部環境は読み取れる。自社の強み・弱みの記述は薄い。
課題として新興国メーカーの台頭と変種変量生産への対応が挙げられ、小型・低コスト化で応える方針は読み取れる。売上や付加価値の目標は書かれていない。
量産後に従来品の10倍の製造数にする目標はあるが、付加価値や賃上げの数値目標は書かれていない。
体制や人材、事務処理能力に関する記述は事例中にほぼない。
小型・低コストで位置検出分解能や信頼性を示し、工作機械・ロボット向けという顧客ターゲットは明確。実装面積は従来品の約3割に抑えたと具体的に書かれている。
基本設計から試作、性能試験、信頼性評価まで工程が段階的に示され、5年相当の加速度試験で変化1%未満という検証結果も書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
位置決め用半導体センサは普及が進む前の分野で、小型・高密度化により従来品に対し実装面積約3割という高水準の高付加価値化を図っている。
センサ市場の拡大や新興国との競争に触れているが、雇用創出や波及効果など国が補助する積極的理由は書かれていない。
実装面積約3割・量産化への対応など効果は示されているが、補助金投入額に対する付加価値増加の数値は書かれていない。
高周波回路や半導体集積化の技術開発はうかがえるが、サプライチェーンや地域へのイノベーション貢献は書かれていない。
センサ市場の拡大と工作機械・ロボットのグローバル化への対応が書かれ、成長分野への進出はうかがえる。日本経済の構造転換への言及はない。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後2年以内に量産を軌道に乗せ、従来品の10倍の製造数にまで高めたいとしている。
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
熱風装置付加キュポラを導入し、熱交換器で常温の風を高温の熱風に変えてキュポラ内に送り、熱効率を上げた。
効果:出湯温度 1,480℃→1,499℃
ダイカスト部品を傷つけない「振動バレル条件の最適化法」を用い、群馬県立群馬産業技術センターと協業して、振動バレル研磨の条件を4つのパラメー…
効果:7~10%の生産性向上を達成