多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
シバタ精機株式会社
| 事業者名 | シバタ精機株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 福岡県 朝倉市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 金型 |
| 従業員数 | 58人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1980年 |
同社はプラスチック金型設計・製作、精密部品加工、精密カスタムプレート製造を行っている。フィルムコンデンサはアルミなどを使った膜で、巻くためのコア部分に円筒形状のプラスチック芯を使う。寸法精度の要求は厳しく、取引先からの評価を高める必要があった。
抱えていた課題
やったこと
従来の金型を使ったコア部分を3次元測定器で測定したところ、図面寸法に対し円筒形部品の中央部の直径が細くなっていた。プラスチックの流れ込み方と金型を冷やす仕組みを工夫し、プラスチックの収縮度を考慮した金型寸法の修正と、金型を冷却するための配管の工夫を行った。成型試作を繰り返しながら金型寸法や成型条件を改善した。射出成形の流動解析や金型冷却配管の設計を用い、加工工程ごとに測定を実施して課題を客観的に分析した。
| 検査測定 | 3次元測定器 |
|---|
新しい製品・サービス:後工程を必要としない高精度プラスチック金型(フィルムコンデンサ向け巻き取りコア用)
金型を改良し、巻き取りコア部品の成型試作を繰り返したことで、コア部分へのフィルム巻き取り時のしわがなくなった。3次元測定器により客観的に課題を分析できるようになり、製品への信頼性が増して顧客の評価が高まっている。今後は測定器の活用を広げ、受注拡大を目指す。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去にサポイン事業に選定された経験が書かれ、取引先からの補助金情報も得ている。経営戦略との位置づけは記述が薄い。
長年蓄積した高い技術や流動解析・配管設計の活用は書かれるが、市場動向や競合に対する優位性の記述は薄い。
射出成形と旋盤加工が必要だった課題に対し後工程を不要にする金型を開発し、5年後に1000万円の受注増を目指すと書かれている。
5年後に1000万円の受注増という具体的な目標が示されている。付加価値額や賃上げの数値は書かれていない。
社員数58人の記載はあるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の詳細は書かれていない。
フィルムコンデンサの薄膜化に伴う寸法精度の要求が顧客ニーズとして示され、製品の信頼性向上で評価を得たと書かれている。
工程ごとに3次元測定を行い、成型試作を繰り返して金型寸法と冷却配管を改善した手順が具体的に書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
薄膜化フィルムコンデンサ向けの高精度プラスチック金型という分野の特徴は書かれるが、普及度や高価格化の数値は示されていない。
フィルムコンデンサの薄膜化に関わる言及はあるが、経済波及や雇用創出など国が補助する積極的理由は書かれていない。
サポインの採択経験を活かした点と受注増目標はあるが、補助金投入額に対する費用対効果の数値は書かれていない。
3次元測定器の画像活用や測定データの納入先提供にわずかに触れるが、サプライチェーン全体のイノベーションは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
福岡県朝倉市の所在地は書かれるが、地域の特性を活かした雇用創出や地域成長への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
3次元測定器は今回の金型以外にも応用を検討しており、製品に対するユーザーの評価は高まっていて、5年後に1000万円の受注増を目指している。
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
排熱回収型熱風乾燥炉一式(乾燥炉、制御盤、バーナー)を導入した。
効果:不良率 30%→14%