価格競争力強化のための、新型自動塗装装置の導入による塗装技術の高度化と生産プロセスの見直し
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
株式会社有薗製作所
| 事業者名 | 株式会社有薗製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 福岡県 北九州市 |
| 業種 | 業務用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 金型 |
| 従業員数 | 180人 |
| 資本金 | 4,000万円 |
座位保持装置は医師の処方に基づき補装具製作業者が製作する機器である。平成20年度の給付件数は10,473件、交付金額は3,128,400千円で、市場は拡大傾向にある。耐用年数が3年と定められているため需要は安定している。既存部品は金属製で、利用者からも改善を期待する声が聞かれていた。
抱えていた課題
やったこと
スーパーエンジニアリングプラスチックを採用し、軽量化とデザイン性の向上を図った座位保持装置用角度調節部品を使用したアームサポートを試作した。開発の生産性を高めるため、3DCADで設計した部品を3Dプリンタで造形して組み合わせを確認し、歯車と歯車ケースの嵌合に問題があったため5種類の歯車を設計して確認した。合格した設計データは外部委託で強度解析を行い、過去の不足品も含めて解析結果をもとに設計変更した。その後切削加工で試作し、座位保持装置部品の認定基準及び基準確認方法(改訂2版)に基づく強度試験を行い、問題ないと判断して金型を製作し射出成形による最終試作品を製作した。
新しい製品・サービス:スーパーエンジニアリングプラスチック製の軽量な座位保持装置用角度調節部品を使用したアームサポート
スーパーエンジニアリングプラスチック製の軽量な角度調節部品を使用したアームサポートを開発できた。金属製と比べて部品の一体感が向上しデザインも良くなった。強度試験と最終試作品の強度試験に合格し安全性も証明できた。今後は利用者によるテストと展示会出展で認知度向上を図り、2年目までに厚生労働省認可の完成品部品として登録を目指す。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
過去に試作して強度不足となった経緯があり、その再挑戦として位置づけられているが、経営戦略上の明確な位置づけは書かれていない。
金属製が定着した市場で重量やデザインの改善が望まれると述べるが、自社の強みや競争優位の記述は読み取れない。
重量・デザイン・強度の課題認識と、3DCADや3Dプリンタで開発生産性を上げる方針は書かれているが、高付加価値化や成長への数値的見通しは薄い。
販売目標を年間100台、販売価格を21千円から42千円と示すが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
3DCADの実技トレーニングを積んできたことや設計から試験まで工程を進めた記述はあるが、人材や事務体制の詳細は少ない。
軽量化とデザイン性向上、利用者の改善要望が価値として書かれ、顧客は利用者と示されているが、選ばれる理由の整理は薄い。
設計、3Dプリンタ造形、強度解析、切削試作、金型製作、射出成形と工程とスケジュールの流れが具体的に示されている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
座位保持装置部品は多品種少量の市場で、スーパーエンジニアリングプラスチックによる軽量・デザイン性の高い製品として高付加価値化を図る内容が読み取れる。
市場は拡大傾向で給付件数が約10,473件と示されるが、波及効果や雇用創出の記述は読み取れない。
開発コストが限られる中で3Dプリンタ活用による開発生産性向上をめざすとあるが、補助金額に対する費用対効果は示されていない。
3DCADや3Dプリンタの活用は書かれるが、地域やサプライチェーンへの波及・イノベーションとしての記述は薄い。
公開情報では判断できません。
北九州市八幡東区の所在は書かれるが、地域の特性を活かした雇用創出や成長への言及は読み取れない。
事業終了後は利用者に実際に使用してもらうテストを実施し、展示会へ出展して認知度向上に努める。2年目までを目途に厚生労働省認可の完成品部品として登録できるよう申請を進める。登録まではテスト販売とし、当面の販売目標は年間100台分とする。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
平成27年に竣工した第三工場内に、天然調味料の多品種少量生産設備として小ロット専用ラインを設置した。
効果:殺菌プレート内の滞留液量(1生産当たり) 40kg→10kg
長崎県と共同で、関東・関西向けの活イカ輸送システムの試作機を開発した。