シラス(火山灰)を用いた微小な高強度バルーンの試作開発
従来のシラスを膨らませる方法ではなく、シラスを溶融させて球状粒子を製造する新しい製造方法を考案し、確立した。
株式会社メック
成果ナノファイバーシートの有効幅 800mm→1,050mm
| 事業者名 | 株式会社メック |
|---|---|
| 所在地 | 福岡県 小郡市 |
| 業種 | 電気機械器具製造業 |
| 技術分野 | 繊維加工 |
| 従業員数 | 55人 |
| 資本金 | 4,000万円 |
ナノファイバーの現在の世界市場規模は100億円程度である。本製品は他の製品と比べて品質と技術の優位性があり、応用先も増えている。高生産性で付加価値が高いと判断されれば、市場は約20倍に拡大すると期待されている。
抱えていた課題
やったこと
紡糸材料はPVDF、溶液は12.5%(DMF:アセトン=6:4)、吐出速度は3mlのプログノズル、ノズル数は154で条件を設定した。従来の固定式コレクターを改め、スチールベルトコレクターを導入して、ファイバーの付着による巻き取り時の破れを防いだ。紡糸領域をテフロン樹脂で覆い、静電的な反発を生じさせて紡糸領域外に逃げていたファイバーを紡糸領域に堆積させた。これによりシート両端の急激な厚みの変化が緩和され、有効幅を800mmから1,050mmに拡大できた。
新しい製品・サービス:高生産性エレクトロスピニング法によるナノファイバー量産機
紡糸領域をテフロン樹脂で覆うことで、シート両端の厚みの落ち込みが緩和され、ナノファイバーシートの有効幅が800mmから1,050mmに拡大した。これにより生産性が高まり、当装置の引き合いは9億円程度となっている。スチールベルトコレクターの導入により、巻き取り時にシートが破れる問題も改善された。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
従来機の両端不良(800mm幅のみ使用)を改善する経緯は読めるが、経営戦略上の位置づけや過去の取組との一貫性は書かれていない。
市場規模約100億円が約20倍に拡大する期待、他製品より品質・技術の優位性があると記述され、外部環境と強みに触れている。
有効幅を800mmから1,050mmへ拡大し、引き合い9億円程度という数字で課題解決と事業化の見込みが示されている。
有効幅の改善率(約307%)はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
公開情報では判断できません。
ナノファイバー・メーカーをターゲットに医療・バイオ、化学工業市場を狙うと明記され、単価や引き合いの数字も示されている。
今後は廉価な単価の実現とシェア拡大、業界スタンダード化を目指すとあるが、スケジュールや課題解決の方法は具体的でない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
ナノファイバー市場は普及途上で、本製品は他製品より品質・技術の優位性があると記されている。量産機単価7,000万円も高付加価値を示す。
ナノファイバー市場の拡大や医療・バイオ分野への展開が書かれているが、雇用創出や波及効果の記述はない。
量産機単価7,000万円と引き合い9億円程度は示されるが、補助金投入額に対する付加価値増加の数字はない。
テフロン樹脂による静電反発の工夫や電荷対策は読めるが、サプライチェーンへの貢献は書かれていない。
ナノファイバー製品の市場拡大が予想されると書かれているが、日本経済の構造転換への言及は薄い。
公開情報では判断できません。
ナノファイバー製品の世界市場規模は2020年に2,500億円以上と予想され、製造装置の市場も300億円規模になると期待できる。今後は廉価なナノファイバー生産単価を実現できる唯一の製造装置として、シェアを増やし業界のスタンダードを目指す。
従来のシラスを膨らませる方法ではなく、シラスを溶融させて球状粒子を製造する新しい製造方法を考案し、確立した。
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個