価格競争力強化のための、新型自動塗装装置の導入による塗装技術の高度化と生産プロセスの見直し
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
九州大栄工業株式会社
成果当初計画した製品規格及び仕様に対し要件達成率 60/64 = 93.8%
| 事業者名 | 九州大栄工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 佐賀県 三養基郡 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 動力伝達 |
| 従業員数 | 120人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
当社は射出成形による樹脂製品の製造を行っており、企業の品質イメージを最も損なう重欠点の流出が課題となっている。作業員の熟度や資質に依存しない安定した不良検知を求めつつ、既存の画像検査機は高価で操作も難しく、同規模の事業所には導入の障壁が高い状況にある。
抱えていた課題
やったこと
成形重欠点検査(ゲート、ショート、大異物など)に限定し、低価格で簡単設置・簡単操作をコンセプトとした外観検査ユニットの開発試作を行った。必要構成部品は必要スペックと目標価格から機器調査で候補を絞り込み、テスト機等で実験評価を行って選定した。画像処理ソフトは、予め記憶させた複数の良品画像と検査対象を比較して不良判定し、良品範囲の製品を再記憶させることで判定基準を自動更新する学習機能とし、撮像時の製品のズレを修正する機能も開発した。外観検査ユニット4式を試作し、静止体評価用の手置きステージ、動体評価用のコンベア検査ライン、フィールド評価用ユニットも併せて製作した。
新しい製品・サービス:画像検査ユニット「みえるくん」(重欠点検査向けの低価格外観検査ユニット)
重欠点を対象とした低価格で簡単設置・簡単操作の外観検査ユニットを開発し、自社成形ラインへの導入により出荷品質の向上と廃棄ロス率の削減を目指す。試作機はフィールド評価できるレベルまで完成し、サンプル評価や見積依頼を受けるなど販売活動が進んでいる。検査員の技量に依存しない安定した不良検知により、生産コスト面での競争力強化につながることが期待される。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
従来の目視検査の課題(検査員の技量差による見逃し、重欠点流出)から自社ラインへ導入し外販化する流れは読み取れるが、過去の取組との一貫性は具体的に書かれていない。
低価格・簡単操作で重欠点に限定し、自動車・電気機器・食品など広範な樹脂成形メーカーを狙う点は読み取れるが、競争優位の根拠となる数値比較は示されていない。
目視検査のばらつきや廃棄ロス率削減という課題を示し、重欠点に特化した開発と自社ラインでの評価を計画しており、課題認識と解決策の対応が具体的。
要件達成率60/64の記載や販売開始の進捗はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、高付加価値化の数値目標は読み取れない。
弊社人員九州7名、名古屋3名で材料調達や組立調整、アフターサービスを担い、協力会社名も挙げられており、体制が具体的。
検査速度0.2秒、最小検査面積0.4mm、約30分で操作習得などの数字で価値を示し、顧客の重欠点削減ニーズを狙うと明記している。
残件として照明開発、画像保存機能、30万画素カメラ評価などを挙げ、それぞれの課題と解決の方向性が整理されている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
射出成形品の重欠点に限定した低価格検査ユニットで、高価な全数検査機との差別化を図る点が具体的に書かれている。
国が補助する社会的意義としての雇用創出や波及効果は書かれておらず、わずかに地域や業界全体への広がりがうかがえる程度。
廃棄ロス率の削減や生産コスト競争力の強化は期待として書かれているが、補助金投入額に対する効果の数値は示されていない。
画像処理による学習型の不良判定やサウンド通知など、デジタル技術を用いて成形現場の検査を変える取組が具体的に書かれている。
製造現場の検査自動化という方向性はうかがえるが、日本経済の構造転換への言及は書かれていない。
公開情報では判断できません。
当初は取引関係のある顧客や展示会で引き合いのあった顧客を中心に営業し、商社の協力を得て範囲を広げる計画である。全国のセットメーカー・メンテナンス会社を発掘し、供給及びメンテナンス体制を強化していく。残課題として、マルチ照明の開発、検査画像の外部保存機能、30万画素カメラやストロボ照明対応のオプション評価に取り組む。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
従来のシラスを膨らませる方法ではなく、シラスを溶融させて球状粒子を製造する新しい製造方法を考案し、確立した。