金型用圧縮バネ等の電着塗装化の試作と小型・多色対応可能な専用設備の開発
水溶性の塗料に電気を流して金属の代わりに塗料を付ける、めっきと同じ原理の電着塗装を導入した。
宮本電機株式会社
| 事業者名 | 宮本電機株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 佐世保市 |
| 業種 | 電気機械器具製造業 |
| 技術分野 | 組込みソフトウェア |
| 従業員数 | 50人 |
| 設立 | 1979年 |
東日本大震災によるエネルギー問題が生じており、高齢化に伴って農業への就労人口が不足しているという社会背景がある。これらの問題を解決し、若年層や異業種からの農業への参入を促進することが求められている。本事業は、専門知識を必要としない省エネルギー型のハウス栽培システムを試作開発し、社会に貢献することを目的とする。
抱えていた課題
やったこと
既設の重油ボイラーの代替および補助として暖房補助装置を購入し、メーカー指導のもとで据付け・試運転調整を行った。既設の温度等制御機器の仕様と現状を調査し、個々のセンサー等の精度や誤差により無駄なエネルギーを消費している問題を確認した。上記機器類を一元管理・複合制御するハウス栽培システム制御盤と、その内部に組み込む制御基板および暖房補助装置の制御盤のハード設計・製作を行った。PLCとタッチパネルのソフトウェアを設計・調整し、気象データに基づき年間を通じて連動運転を自動で行うハウス栽培システム用ソフトウェアを設計・調整した。システム全体の総合試験で自動運転と連動運転を確認し、設定どおりに作動することを確かめた。
新しい製品・サービス:省エネルギー型のハウス栽培システム(ハウス栽培システム用ソフトを含む)
システムで全機器を一元管理・複合制御することで、個々のセンサーやタイマーの誤差などの課題を解決できた。制御PCやタッチパネル画面で操作・設定・監視ができるため、高度な教育を受けていない栽培者でも簡単に扱える。ハウス内温度の均一化と日照による焼け・枯れ防止の制御も加わり、完成度の高いシステムとなった。ハウス内温度は最高でも設定温度の27℃付近を安定して保ち、0時から9時頃の気温が低下する時間帯も暖房補助装置を無駄なく効率よく制御できた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
既設制御機器の問題点は述べられるが、これまでの事業との一貫性や経営戦略上の位置づけは書かれていない。
農業参入者や既設ハウス所有者という市場は示されるが、競争優位性や自社の強み・弱みへの言及はない。
既設機器の誤差による無駄なエネルギー消費という課題を示し、制御一元化で解決する方針が明確に書かれている。
燃料費低減が目的とされるが、付加価値額や賃上げの目標値は数値で示されていない。
メーカー指導の下で据付・試運転を行ったと記載があり、体制は一部読み取れるが人材や事務体制は薄い。
誰でも操作できる点や市場の想定は書かれるが、顧客ターゲットや選ばれる理由は整理されていない。
今後2シーズンの実証試験や遠隔監視の追加開発を時期つきで計画し、課題解決の順序が示されている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
省エネ型ハウス栽培制御は普及度が低い分野と読めるが、高付加価値化や高価格化の根拠は書かれていない。
東日本大震災によるエネルギー問題や農業就労人口不足という社会背景は示されるが、波及効果の数字は示されていない。
燃料費の低減が目的とされるが、補助金投入額に対する効果の数値は示されていない。
制御一元化とタッチパネル・PC操作による省力化は読み取れるが、デジタル技術によるイノベーションの広がりは具体的でない。
若年層や異業種からの農業参入促進がうかがえるが、日本経済の構造転換への言及は乏しい。
長崎県佐世保市の企業であることは分かるが、地域の特性を活かした付加価値や雇用創出は書かれていない。
連動運転による年間を通した栽培試験はまだ行っていないため、少なくとも2シーズンの実証試験を行い、ソフトを含め完成度の高いシステムに仕上げたい。今後は遠隔での操作・監視が求められるため、その対応の追加開発を行い、実証試験の2シーズン目から試験する計画である。市場としては既設ハウスの改造と新規参入者の新規建設を想定し、市場規模を調査してから販売価格を設定し、営業活動を強化して販売につなげたい。
水溶性の塗料に電気を流して金属の代わりに塗料を付ける、めっきと同じ原理の電着塗装を導入した。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
外径160ミリ、導体径0.8ミリのエナメル線で、巻線層数26層、巻数1,404回のコイル製作に成功した。
効果:巻線作業の工数 20分→5分