3Dプリンター活用による漆器製品開発の具現化・納期短縮
3Dプリンタとモデリングソフトを導入し、モデリングソフトで形状を作成して3Dプリンタで試作品を立体として生み出す体制を整えた。
効果:16日分の工期短縮が見込まれる
株式会社テオリック
成果直立・着座時に必要な力 20Nm→12Nm
| 事業者名 | 株式会社テオリック |
|---|---|
| 所在地 | 大分県 国東市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 資本金 | 2,500万円 |
| 設立 | 1999年 |
同社は切削・研削・放電加工を中心に、金型部品、精密金型部品、試作加工までを手がけ、短納期・高品質でユーザーニーズに応えてきた。本事業は平成23年から開発を進めていた介護・福祉分野の機器で、介護・福祉の現場や在宅生活で脚の機能の衰えによる立ち座り動作の負担を軽減することを目指している。介護・福祉分野への参入企業は今後も続出すると予測されている。
抱えていた課題
やったこと
デモ機の開発にあたり3Dプリンターを導入し、開発途中で変化する機構部や細かなデザイン改良に迅速かつ安価に対応した。完成品イメージの作成が可能になり検討が速やかに進み、開発期間の短縮につながった。大分大学工学部福祉環境工学科メカトロニクスコースの指導を受け、県内病院のリハビリセンターにある動作解析装置で立証実験を行った。その結果、標準体重の人が直立・着座時に必要とする約20Nmの力に対し、開発した器具は12Nmを発生するバネを搭載し約半分の力で立ち上がれることが判明した。大分県産業科学技術センターにも技術協力を依頼し、マグネシウム合金の知見や金型加工技術、CAM技術を活かして素材選定と切削加工方法を検討した。
新しい製品・サービス:膝回転サポート部の新機構を備えた立ち座り補助器具「TATOE(立とうえ)」
「TATOE」は、電気やモーターを使わずバネの力だけで動力を生む簡素な構造で、低コストに抑えられ経済的負担も少ない。軽くて使いやすく、価格面と機能面の両方で優位性を持つ。平成27年9月に特許権を取得し、平成28年度からの販売開始に向けて最終調整を進めている。大分市内の福祉機器取り扱い代理店との契約も締結し、新分野での販路開拓の体制づくりが進んでいる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
事例では同社が平成23年から介護福祉分野の機器開発を進めてきたと書かれ、既存事業との連続性は読み取れる。ただし経営戦略上の位置づけは明記されていない。
介護現場の既存機器は介助人が必要、大がかり、専門知識が必要、高価といった課題があったと書かれ、低コストで手軽な点を強みとしている。市場動向との関係は概略のみ。
販売開始の予定や代理店契約は書かれているが、高付加価値化や成長につながる数値目標や計画の詳細は記載がない。
公開情報では判断できません。
社内の機械加工技術、産学官連携、県産業科学技術センターの協力など体制の一部は書かれているが、事務処理能力や人員の確保は記載がない。
介護現場の負担軽減や低コスト、バネの力のみで動く簡素な構造など、製品の価値は書かれている。顧客ターゲットは要介護2程度の人と明記されている。
平成27年9月に特許取得、強度テスト、モニタリング、平成28年度販売開始と段階的な予定が書かれている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
介護福祉分野で電気を使わないバネ式の膝サポート器具という点は、既存の介護ロボットと比べて新しいと読み取れる。価格面の優位性も示されている。
高齢化の進展と介護者・本人双方の負担軽減という社会的意義が書かれているが、雇用や波及効果への言及は薄い。
12Nmで約20Nmの必要力を半分程度にできたという数値があるが、補助金額に対する費用対効果は書かれていない。
3Dプリンターや産学官連携による開発は書かれているが、サプライチェーンや地域のイノベーションへの貢献は明確ではない。
高齢化時代の介護・福祉分野への参入が続くと予測されていると書かれ、成長分野への進出がうかがえる。
大分県内の大学、病院、県産業科学技術センターと連携し、大分市内の福祉機器代理店と契約した点は地域性がうかがえる。
平成28年度より販売開始の予定。介護・福祉業界の競合が加速するなかで「TATOE」の成功を目指し、さらに販路を広げていく意気込みである。
3Dプリンタとモデリングソフトを導入し、モデリングソフトで形状を作成して3Dプリンタで試作品を立体として生み出す体制を整えた。
効果:16日分の工期短縮が見込まれる
小型化と可動化には、埋設型のように重力を利用できず、タンクを地上に置くと排泄物を持ち上げるポンプが必要になる。
睡眠習慣の改善や季節性感情障害の緩和を目的に、装着型高照度光照射装置「ルーチェグラス」を開発した。